術後5年と治験 | 父ちゃんと肺がん。子供たちへのメッセージ

父ちゃんと肺がん。子供たちへのメッセージ

肺腺がんステージⅢa→Ⅲb
手術、術後化学療法、地固め療法の治験(アテゾリズマブ)、経過観察5年経過。でも10年は続くようです

皆さまお久しぶりです。

このブログを書き始めた当時の知り合いもほとんどいません。

続ける意味があるのか無いのか…

がん患者にとって5年というワードはとても意味がある言葉ですので書き残しておこうと思います。(やめるとは言ってませんよ)


先月診察があり病院から検査結果の連絡がない以上問題は無かったのだろうと思います。

6/7をもって無事5年がクリアになりそうです。


正直こんなに順調に過ごせるとは当時は思いもしませんでした。

ステージ3bで5年生存率30%と言われていましたから。

5年過ぎたことは本当に嬉しいことではあります。

子供たちの成長も見てこれました。

でも10年生存率を考えると安心ではありません。肺がんは5年過ぎても右肩下がりですからね。


自分自身の人生というものを考えさせられた5年でした。仕事も生活も体調もガラリと変わってしまいました。


父が今年亡くなりました。当初病院に連れてもらったり大変心配をかけたと思います。

ですが私が見送ることができたのは本当良かったと思います。縁起でもありませんが母を見送らずには私も逝けません。


私が受けた治験が保険適用になったと聞かされました。PD-L1が1%以上に限るらしいですが...もちろん私は適応外です滝汗

足の痺れ、痛みは変わらず眠剤が無いと寝れない日もあります。

私にとってこの治験が意味のあるものだったのか知る由もありませんが、今こうして生きていることこそが答えかもしれません。


私の経過観察はあと5年は続くようです。

次回の検査も無事クリアできる内容にしたいです。

また半年後にウインク