社会人になってどうにかやってます。
人とコミュニケーションを図る仕事で
日々患者さんとの関わりの難しさだったりを痛感してます。
当たり前が当たり前じゃないというか、今までの自分の日常が覆されます。
色んな人がいます。この仕事をしていると母子家庭でも親がいなくてもマシな方だと強く感じさせられます。
ここまで見捨てずに、縁を切らずに育ててくれただけでもとてもありがたいことだと身にしみて感じる仕事です。
まだまだ入ったばっかりですが、私にはこの職場というかが合ってるかな?と少し思います。
親に縁を切られた人や暴力を受けた人、道を踏み外してしまった人、死んでも構わないというような扱いをされる患者さん。
色々な生き方をしてきた人がいて、私なんかと比べ物にはならないかもしれないけど、でも親がいないっていう経験をしてきたからこそ患者さんと話をしてて共感できることや、ほんのこれっぽちかもしれないけど分かることもある。
似たような境遇で涙を必死に堪えることもある。
親がいなくて何で私ばっかりと思っていたけど私はまだいい方で、そして今になってやっとあの経験は意味があったのかも?と無駄ではなかったのかも?と思うことができた。
支援をするのがとても難しい。色々な患者さんと関わってきていちばん印象に残っている、可愛そうで泣いてしまった患者さん。
病気が発見されて、早く治療を受ければ恐らく助かったであろう患者さん。それなのに治療も延命措置も必要なし。この人のためにお金を掛けたくない、死んでくれという家族。
もう治ることはできなくて、残り少ない命の患者さん。それなのにお見舞いにもこない、一度だけ来たようだけど顔も見たくないと必要なものだけ置いて帰ってしまう家族。
とても衝撃でした...。患者さん側に立った私はとても可愛そうで、この現状が辛くて泣いてしまいました。
家族がいない私からすると何で家族がいるのに...何のための家族...と疑問でした。
ただ、それは患者さん側しか見えていなかったから、自分の常識を、自分の当たり前を、自分の価値観しか見ていなかったからそんな簡単なことを思ってしまったのかな?とも感じました。
他の職員と話をすると、きっとそれだけのことを本人が家族にしてきてしまったからだ、好き勝手に生きてきたからだと聞きました。
もちろんだったら見舞いにこなくてもいいという訳ではないけれど、ただ家族側の状況にももっと視野を広げなければならなかったのだなと痛感しました。
きっと私の職場にはこーいう人が多くいると思います。もしかするとそれが常識なのかもしれません。
そーいう現実を目の当たりにするととても悲しくて残酷だなと思うし、常識を生きてる人の支援をするのとは全く違うのですごく支援が難しいけれど、だったらば自分がその家族の代わりとなって手を差し伸べられたら、少しでも力になれたらと思うのです。
きっとこれからもっと残酷で悲しい現実を目の当たりにすることになるかもしれませんが、そんなことばかりではなく嬉しいことや心が暖かくなることもあります。
まだ本格的に支援したことがない患者さんでもちょっと病室に入って顔合わせただけなのに道で会うと覚えてくれていてお世話になってますと頭を下げてすごくありがたそうにしてくれる。
いつも道で会うと○○ちゃんだ!って嬉しそうに声かけてくれるのがすごく嬉しい。
ちょっと怖そうな患者さんで殆ど話せなくて一緒にいただけの患者さんなのに私の対応を気に入ってくれたのかその次の日に「昨日も隣りにいたんだからここにいてよ。」と言ってくれてすごく嬉しかった。
ちょっと患者さんのことで落ち込んでいたことがあったんだけれど、別に顔は普通の顔してて態度もいつもと変わらなかったんだけど、前日に一度話しただけの患者さんに「今日なんか元気ないんじゃない?」と悟られた。(ちなみに患者さんの隣を通り過ぎただけで顔も見せてないし話してもなく背中しか見えていない状況)
患者さんには伝わるのかな?と見てないようでよく見てるのかな?と感じた出来事でした。
そしていちばん嬉しかったこと。
ある一人のおじいちゃんの患者さんが私のこと孫のように思ってくれてるらしく、会いに来るのをすごく楽しみにしてくれる。
話に行くと「待ってたよー」って声かけてくれるし、会いに行けない日があって次の日に行ったら冗談で「涙で枕を濡らしちゃう」とか、話してる途中で他の職員が来たら「デートの邪魔しないで(笑)」って言ったりほんとにかわいい(笑)
祖父もいないからほんとにおじいちゃんにしたいくらい(笑)
寝癖もすごい可愛く思うし、枕の向きを変えて病室の前を通るのを見えるようにしちゃうとこも可愛いし、奥さんのこと大好きって言っちゃうところも可愛いし時には弱音も吐いて、「もうやだよ、ベッドの上にいるの飽きた、どうしようもないやつだから」って何でも話してくれるこの患者さんほんとに大好き(笑)
後はもう一人の患者さんはどっかに行っちゃうからついて周ってたんだけど、最初はやっぱり見張られてることが嫌みたいで「あっち行っていいよ、自由にしてていいよ」って言われてしまった。
で他の職員さんに習ったみたいに「私とお話してほしいんです、お話聞きたいんですけどダメですか?」みたいな風に声掛けしたら色んな話をしてくれた。そして最後には「疲れたから部屋に帰って寝る」って言って自分から部屋に戻る気になってくれた。何かが伝わったみたいで嬉しかったな〜。
この嬉しかった出来事は患者さんのためにこれからもがんばっていこうっていう力になる。
以上新社会人の仕事の報告でした(笑)
