昨日は不妊治療への理解 夫編、母親編をアップしましたが、
私にとってその次に近しく、そして、理解をしてくれている人たちがいます。
義両親です。
私の義両親は子作りについて、一度も、私に何かを言ってきたことは有りませんでした。
孫のまの字も、話題に出たことは有りません。
因みに、不妊治療していることは、体外受精をする少し前に夫から、サラッと伝えてもらいました。
カミングアウトした理由は、私の母には話しておいて、義両親に何も知らせていないなんて、なんだかフェアじゃない気がしてしまったからです。
その時の反応は…
「お母さんも、あなたが産まれるまで、病院に通っていたのよー。
でも薬飲んだりしたけど、授からなくてー。
結局自然妊娠で授かったんだけどねー」と、
抵抗感が全くなく、へぇ~、良いんじゃないの~、くらいの感じだったみたいです。
流石、夫の親です。
私が羨むプラス思考な性格は義両親からの遺伝みたいです。
更に、私が不妊治療に専念する為に会社を退職する旨を伝えたところ、
「それはいい~!」と喜んでいたそうな。
実は前々から「あなた働いているのだから、ズボラ子さんは仕事辞めればいいのに~」と夫に漏らしていたよう…。
私には一切言ってこないから、そんな風に思っていたとは気づきませんでした。
そうなんです、お義父さんもお義母さんも、孫が欲しくないわけではないのです。
多分、人並みに、期待感はあるのです。
だって、もし授かったら、初孫になるからです。
でも言ってこない。
まるで、孫なんて言葉は義両親の頭の辞書から抜け落ちているのだろうかと思わせてしまうくらい、一言も出てこない。
私が自然妊娠で化学流産してしまった時に、入院した為、
この入院、今思うと意味なかったのではと思います…
だって、子宮外の可能性も無く、手術も必要なく、一日点滴しただけで終わったんです。
夜病院で見てもらってから、家に変えれたのでは?と今更ですが、不審に思っています。笑
流産したということが義両親に知られてしまった時も、
「ごめんなさい。心配かけてごめんなさい」と謝った私に対して、
「そんな…… いいのよ、辛かったり、痛かったりしたのは、ズボラ子さんなんだから」と。優しく寄り添ってくれました。
その言葉を聞いた時、恥ずかしかったけど、涙が止まりませんでした。
お義母さんはその時、そうやって慰めてくれましたが、
その後今の今まで、一切その話にもならず、私が流産したことも、入院していたこともなかったことのように、振舞ってくれています。
夫から聞くところによると、
お義父さんは、割と素直な人で、私たちに子作りとかの言葉に出してもおかしくはない性格なのですが、何も言ってこないのは、お義母さんが口止めしているからだそうです。
「それは絶対言わないであげて」と。
それを聞いた時、私への思いやりや気遣いを感じられて、
それまで、なんだか遠くの存在だったお義母さんが一気に近い存在になった気がして本当に嬉しかったです。
お義母さんは私にとって、女神さまのような存在で…笑
美人だし、性格もよくて…こんな素敵な母親になれたらいいなぁ、こんな素敵なお母さんに育てられた夫は幸せだろうなと、いつも思っています。
本当に私は恵まれている。
限りなく0に近いくらいの周囲のプレッシャーの中で、治療に挑めるなんて。
この記事を書きながら、今ふと気づきました。
一番プレッシャーかけているのは自分自身だと。
こんなに皆がプレッシャーかけまいと努力しているのに、私は何を一人でプレッシャーを抱えて、自分自身を追い込んでるんだろうなと。
全く考えないようにすることは難しいけれど、考えないようにする努力が足りないのではと気付きました。
まだまだ、人間として未熟ですね……
その為には、やっぱり打ち込めるものを続けることが大事ですよね!
久しぶりにサボっていた書道、明日、やろう。
あ、モンストは毎日やっています…笑