ごたごたしつつも、2011年2月12日、お店をオープンしました。

 

なんせオープン日に壁紙を張り替えたり、天井を張ったりしているので、オープンとは名ばかり、見た目は完全に「工事中」です。

 

そんな中でもお祝いの電報(ふ、古い)やお花、手紙が届いたりして、一国一城の主となった僕はまんざらでもありませんでした。お客さん全然来ないけど。

 

なのに電話は鳴りっぱなしです。なぜかというと、地元のハローワークに求人を出したからです。今思えば条件が良すぎました。

 

月給23万円から

毎週火曜+隔週で平日休み

年齢不問

経験不問

 

そりゃー応募しますよね。どちらかというと業界(整体業界)未経験のかたがたに大人気。うがった物の言い方をすると、年齢の割にスキルのない人が殺到しました。

 

年齢、経験不問としたのはあくまでハローワークの人にそうしてくれ、と半ば強要されたからで、仕事の性質上、僕と同年代以上で未経験だとまず就業できない職種です。と言うか指は毎日突き指、体は全身筋肉痛になるので若い人でも10人中1,2名しか残りません。

 

午前中だけで6人くらい箸にも棒にもかからない志望者を相手にうんざりしたので、僕はその日のうちにハローワークでの掲載を取りやめました。

 

ハローワーク経由の電話が鳴らなくなると、ある種異様な静けさがやってきました。

全然お客さんが来ません。

 

次回 集客編 初めてのお客さん に続きます。

最後までお読みいただいてありがとうございます。