企業の成長過程において採用される組織構造は変わってくるものです。
例えば、スタートアップ企業において、まずはライン組織の形態をとることがほとんどでしょう。
たいていのITベンチャーなどでは、トップが営業と管理、No.2が開発の二人三脚で始まることが多い印象です。
そしてそれぞれにメンバーを雇用しながら少しづつ仕事を割り当てていきます。
そして、成長過程において従業員が増えてくることでライン&スタッフ組織、そして部門ごとにフラット組織を採用する、プロジェクト化やネットワーク化に取り組みながら、意思決定スピードが速い組織を採用していきます。
さらに、企業規模が拡大して多角的な事業展開となった際には、事業部制やプロダクト・マネジャーといった組織形態へ変貌していきます。
やはり、企業は成長段階に合わせて組織構造を変化させていく必要があるということです。置かれている経営環境や直面している経営課題、目指すべき方向性などに合わせて柔軟に組織構造をデザインしていくことが大切なのでしょう。