高業績者と低業績者には考え方の違いはあるのか? | ソリューションのおぼえがき

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 ある生命保険会社の営業マンを「高業績者」と「低業績者」に分けて比較してみたところ、顕著な違いがあることが分かったそうです。

このことから分かることは、商品を売るための商品知識や商談力といった能力だけでは一流の営業にはなれないということです。

「人間としての考え方」が重要だということが改めて分かるような気がします。

 

  京セラの稲盛さんが提唱している「成功の方程式」では

「人生の結果=能力×熱意×考え方」だそうです。

熱意と能力は0~100ですが、考え方は-100~から100と考えると、

人生の結果は時には「考え方次第ではマイナスになる」という点が大切な考え方なのかもしれません。

 

(1)ものの見方・考え方

高業績者⇒「どうしたらうまくいくか」と可能性を考える。物事を明るく建設的に考える。

低業績者⇒「ダメだろう」とすぐ諦める。物事を暗く、悲観的に受け止める。

 

(2)人間観

高業績者⇒人の好き嫌いがあまりない・人脈を大切にする。

低業績者⇒人の好き嫌いが激しい。人脈を粗末にする。

 

(3)反省心

高業績者⇒失敗を研究して、その後の行動に反映させている。自分の行動やセールストークを研究する。

低業績者⇒失敗にくよくよするだけ。人のせいにして、自分のやり方を振り返ろうとしない。

 

(4)人柄

高業績者⇒思いやりがある。温かい感じを他人に与える。

低業績者⇒自分のことを第一に考える。冷たい感じを他人に与える。

 

(5)生活設計

高業績者⇒人生設計がハッキリしている。具体的な目標を持っている。

低業績者⇒将来のことを計画的に考えない。目標がない。