事務職の場合は、一人ひとりのやっている仕事が専門化され、独立しており、すでに大幅に任せているので、実際には他の者が協力したり応援したりするのは難しいものです。
そこで理想なのですが、そこで隣り合せの人間同士が、お互いに自分の仕事の一部を教えあい、多能化しあって、誰かが休んだり、出張したりしても支障の起きないよう、任せあえる雰囲気を作っておきたいものです。
「教え合い、任せ合い、協力し合う」ことにより、相乗効果が生じ、ともすれば多くなりがちな間接部門が省人化できることが期待できます。
そういう意味でも、OA化によって仕事の一部を任せることと考えることもできます。OA化の前提は仕事の標準化・単純化であり、これによって仕事の互換性、任せ合いも可能になるものです。