「認める」の具体的方法を2つご紹介しましょう。
①クライアントの言葉をそのまま受け止める
評価や判断を加えようとはせず、クライアントの言葉をそのまま事実として受け止めます。
話の内容が客観的事実かどうかではなく、そのように話しているという事実を受け止めるようにします。
そのためには、心をニュートラルな状態にしておく必要があります。
クライアントの言葉をそのまま受け止めることができているかどうかは、クライアントに反論をしたい、アドバイスをしたい等の気持ちが自分自身に起きていないかどうかによって判断できます。
②クライアントの言葉に適切に反応する
「認める」の反対は「無視する」です。
無視をされると、相手は、認められていないと感じます。
相手を無視していないことを示すために、うなずく、あいづちを打つなど、相手の言葉を受け止めた上で、適切に反応することを心がけます。
但し、相手の言葉に反論したり、評価をしたりといった反応は避けましょう。