キャリア・デベロップメントの理論の系譜 | ソリューションのおぼえがき

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最近、キャリア・コンサルタントの方とお会いするときに、よく理論について意見を聞かれたりしますので、昔勉強したときに整理していた理論の系譜を書いておこうと思います。

 

キャリア理論としては、

①構造論 →②発達論 →③社会的学習理論 →④意思決定理論 という系譜を踏みます。

この分野も経営論と同様、1900年代より考えられ、ここ30年くらいに一気に進化を遂げた研究分野だと学習して思いました。

それぞれに、有名な研究者たちが立派な理論を構築しておられます。項目だけを箇条書きにしますと、


①構造論的アプローチ

・パーソンズが考えた職業相談モデル

・ウィリアムソンが考えた特性因子論的アプローチ

・ホランドが主張したパーソナリティと環境タイプ論

・マズローの5段階欲求説


②発達論的アプローチ

・エリクソンのアプローチ

・ギンズバーグの考え方

・スーパーが考えたアプローチ

・レビンソンの発達と過渡期論

・ブリッジスのトラジション3段階説

・シュロスバーグの考えた4Sトランジションモデル

・シャインのキャリアサイクルモデル


③社会的学習理論アプローチ

・バンデューラのアプローチ

・クランボルツが提唱した行動カウンセリングテクニック


④意思決定理論アプローチ

・ティードマンの意思決定理論

・ジェラットの意思決定プロセス


キャリアとは人の人生そのものです。正解などはありませんし、人それぞれ。

ですから、これからも応用研究は進むことと思います。