スケーリング・クエスチョンの事例(初級者レベル) | ソリューション・フォーカス 解決志向の実践 『ザ★ソリューショニスト』

スケーリング・クエスチョンの事例(初級者レベル)

皆さん、こんにちは。ソリューショニストの五島です。


なんと『Coaching Plain & Simple』の本が行方不明です…。
終盤に入ったこの大切な時期なのに。きっと事務所のどこかにあるはず。
がんばって探します。


さて、某クライアント先での話。
リーダー的存在(Yさん)が退職することが決まり、
次のリーダー候補(Tさん)との会話。
どうしたらリーダーになれるか、という話題。
1ヶ月前にYさんが退職することを知り、自分が次のリーダーの指名を受け、
当初はリーダーとなるのをかなり遠慮していた。

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ごとう:Tさんがリーダー的存在となるために、Yさんからこういうことしてもらえれば、こんなサポートがあればということはありますか?
Tさん:あ、そんなことは考えたことがなかったので、今すぐは出ないです。

ごとう:みんなは、Tさんが次にリーダーとなることをどう思ってるんですか?
Tさん:私は引っぱるというタイプじゃないです。Aさん(もう1人のリーダー)は
引っ張るタイプだと思うんですよ。でも、私はそうじゃない。
みんなから支えられるタイプだと思うんです。
Hさんからは「引っ張るタイプじゃないから応援はするよ~」と言われてます。

ごとう:お~。そういうことを言われてTさんはどう思いましたか?
Tさん:嬉しかったです。

ごとう:そういう声を聞いて、今後どうしていこうかなぁ、というのはありました?
Tさん:これは来年の目標にもしてるんですけど、リーダーになったに関わらず、
みんなに声を、1日に1回はみんなに声をかけていきたいなと思ってます。
それがリーダーの仕事なのかと言われたら、よくわからないですけど…。

ごとう:Tさんがなりたいリーダー像ってのはあるんですか?
もしくは、こういうふうなタイプならなれるんじゃないかというのは?

Tさん:私がリーダーとしてなりたいなという人はいるんですけど………。
ごとう:タイプが違う?
Tさん:そう。

ごとう:リーダーの定義っていうのを自分なりに作っていかなきゃいけないと思うんだけど、
Tさんの中では、リーダーの定義っていうのはあるんですか?
「こういう人がリーダーなんだ!」っていうのは?
Tさん:リーダーの定義?

ごとう:Tさんのできる状況の中であると思うんだよね。難しい質問だけど。
みんなを引っ張るのではないとしたら、どんなのがリーダーかっていうのをと
考えていかなきゃいけないと思うんだよね。なれないものにはなれないんだから。
さっきの「声をかける」以外に、今の自分だったらできることって何ですか?

Tさん:………(沈黙)……、あの~、今の質問の答えではないんですけど、
私がこの人がすごいなと思う人は、言うことがきついんですけど、みんなからの信頼が厚くて……、
そういう人になりたいなと思うんですよ。自分の立場を守るんじゃなくて、
私たちの気持ちを先生に伝えてくれたりとか……、そういう人がいたんで、そんな人になりたいなと
思うんですけど……、信頼を得るって難しいじゃないですか。

ごとう:ん? どっちから?
Tさん:みんなからです。
ごとう:そう。
Tさん:その、信頼を得るには、という答えが、その…さっきの「みんなに声をかける」ということ
だったんですけど、それだけじゃ足りないじゃないですか……。

ごとう:んー、じゃあ質問を変えて、「みんなからTさんの信頼度」という尺度があったとしてさ、
Tさんがなりたいなというリーダーになったときのみんなからの信頼度が10としたら、
今どれくらいですか? 1と10の間で。

Tさん:え~……、そんなぁ………、平均ってところでいいですか?
ごとう:うん。まぁ、いろんな人がいるからね。1つ1つ出したらおもしろいけど。
Tさん:4くらいじゃないですかね~。

ごとう:どうして4なんですか? 何があるから、何ができてるから4なんですか?
Tさん:あの~、わたし~、まぁ、自己満足かもしれないですけど、
よくまぁ、ムードメーカーと言われるときがあるんですけど、
笑ってもらえると嬉しいし、話してくれると楽しいし、それを踏まえての4です。

ごとう:じゃあ、今4だけれども、声をかけていったらどれくらいに上がりそうですか?
Tさん:………それだけ10にはならないと思うので………
ごとう:うん。
Tさん:上がって…6くらいに違いますかねぇ。

ごとう:実はね、違う場所で2日前に同じ会話をしてるんですよ。
それぞれタイプが違うし、やり方もあるし、体育会系も入れば文化系もいるし、
理系もいれば文系もいるし、リーダーシップというのは、その人に考えてもらうしかない。
たぶん、それは正しいんだと思う。で、どんなふうにどんなタイミングで声かけするの?

Tさん:私の中では、仕事の手が空いたときに一言二言声かけするタイミングはあるので。
さっきと違う人で、私がすごいなという人がいるんですけど、その人は、仕事が終わった後とか
休憩のときとか「最近どう?」とか声かけしていたので、「最近どう?」というのは私の中で、
キーワードやったりするんで、「最近どう?」って声かけできるかわからないけど、
そんなふうに声かけできたらなと思ったりしてたりするんですけど…

ごとう:もし声かけできたとして、いちばん反応が大きそうな人は誰ですか?
Tさん:Hさん(前出)だと思う。
ごとう:どうして?
Tさん:プライベートでもいろいろしゃべってますし、グチもよくきいてますし、
仕事がたいへんやという話も聴いてますし。

ごとう:2番目に反応が大きそうな人は?
Tさん:Tさん(違うTさん)かIさん。
ごとう:Iさんとか、すごく喜びそうだね。
Tさん:(笑)
ごとう:まず、できることから始めるというのは大切なことだから、また結果を教えてください。
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今日のソリューションフォーカス・ポイント
録音を聞き直し、改めて思ったのだけれど、そんなにうまい内容ではない。
初級レベルかな。
会話文だから、文法はけっこうひどいなぁ。