日々の生活の中で、自分の力ではどう足掻いてもコントロールできないことはたくさん起きます。
家族でいえば、夫が家事を手伝ってくれない、子どもが不登校になってしまった、いつも姑と顔を突き合わせるたびにいびられる等。
職場で言えば、パワハラ上司の元で働かざるを得ない、部下が仕事をしない、同僚とマウントの取り合い等・・・。
もう挙げればキリがないですね。
さて、このような自分ではコントロールができない周囲の現象を、いかにして自分の心が苦しまず、負担にならずに過ごしていくかを考えて実行していく必要があります。
そして、これは相手を変えようとすればするほど、上手くいかないものです。
となると、変えられるのは自分の心と行動です。
例えば、良くあるパターンとしては、「夫が家事を手伝ってくれない」ということだったとしましょう。
なぜ「手伝ってくれない」という現象が起きるのか?夫だけに問題があるのでしょうか?
そうではない場合もありますね。それは奥様自身が「夫が家事を手伝ってくれる」ということを期待していて、それが自分の思い通りにならなかったから、「手伝ってくれない」となるのです。
もしも本当に手伝ってくれないなら、きちんと「○○を手伝ってほしい」と言葉で伝えましょう。そして、夫がそれを断った場合、その理由を聞いてみましょう。
子どもが不登校になってしまったら、そのことをきちんと子どもと向き合って話を聞いてみましょう。その原因は何なのか、何がどうなったら子どもは登校するのか、あるいは子ども自身が登校すること自体が嫌なのか、それとも虐められているから学校へ行きたくないのか、何を望んでいるのか等、細かく確認する必要があることでしょう。
パワハラ上司と働くのがつらいなら、しかるべき窓口に相談する、あるいは異動の希望を出す等、自分でできるあらゆる手立てを講じ、それを自実行してみましょう。
無理ならば、他者の手助けを借りましょう。
原則、どんな人間関係においても、自分の思い通りにならないということを念頭に置いて、どのような関係、どのような距離感を持っていくか、常に自分軸で考えながら日々を過ごす必要があります。
誰でも他者の言いなりになって生きることなんてしたくはないはずです。もしも、そうならば何か自分にとってメリットがある場合、相手に従うという行動をとることでしょう。
しかし、人は皆、一人一人が自分主体でいるものであり、そうであるものです。
そんな中でも一人では生きていけないのが人間。助け合いながら、他者との関係を持ちながら、すり合わせながら共に生きていきます。
そのためには、まずは自分がどう在りたいかの土台をしっかりと築くことで、コントロールできないことが起きても、動じることなく、心を乱すことなく居られるのです。
あたなの土台はしっかりと固まっていますか?
