ここ数年、発達障害の方のカウンセリングなどをしていて思うのは、とにかく○○ができていないという問題があります。
深夜までゲームや動画を見て、眠るタイミングがどんどん遅くなるから、朝起きられないという現象が起きます。
今の若い10代~20代は、生まれた時から既にパソコンやスマホが身近にあるネイティブ世代でもあるから、ということもあると思いますが、幼いころからスマホを与えてゲーム三昧にしてしまっているのは、その保護者にも責任があると私としては思っています。
なぜ、幼いころからスマホやゲームを買い与える必要があるのか。不思議でなりません。
友達づきあいにスマホやゲームが欠かせないのか分かりませんが、スマホやゲームがなくても生きていけるはずです。
楽しいことばかり、刺激の強いことばかり追い求めていると、きちんと眠る、きちんと食事を摂る、お風呂に入る等、生活をしていく中で当たり前の大切なことが疎かになります。
「生きる」ことは「生活をすること」が土台になります。頭脳ばかり働かせて、肝心の肉体を大切にすることを蔑ろにしては、そのうち生活が回らなくなることは目に見えているはずですが、ここが考えられないのが今の子ども達であり、大人も然りですね。
「朝起きられないから欠席(欠勤)したけれど、配慮して出席(出勤)扱いにしてくれ」というのは、本当に障害のせいで起きられなくて欠席してしまっているのか疑問です。
そして、本当に必要な配慮とも思えません。
そもそも発達障害というものが本当に障害と言えるものなのか、私個人としては疑いを抱いています。
スマホやゲームの時間を制限したり、取り上げると子どもが怒って暴れるなどは、もうただの依存症なのではないかとも感じています。
まずは、幼いころから朝決まった時間に起きる習慣を身に着ける、3食きちんと食べる、夜も決まった時間に就寝する。これは昔から為されて来た子育ての仕方でもあり、教育されてきたことでもあるはずです。
現代のライフスタイルは、パソコンやスマホが登場したことで更に便利な生活になりましたが、便利になり過ぎてさらに忙しくなり、更に頭を休ませない生活になったような気がします。
だから、ゲームの普及が浸透している韓国では、「デジタルデトックス」と称して、スマホを持ちこまない合宿をして生活を改善させる取り組みが広まっているのですね。
日本でもこのような取り組みをしても良いのではないかと思いますが、残念ながらあまり広まっている様子はないようです。
そのようなプログラムを実施している機関自体あまりないみたいですね。
私たち人間は、「人」でもありますが、それ以前に「ヒト」という動物でもあります。
夜行性の動物はともかく、私たち人間は日の光を浴びて、日中に活動し夜は休む動物です。
発達障害の子どもが異常に増えているのも、親のこれまでの生活習慣や食習慣などが影響しているのではないかと思います。
これをぜひ研究・調査してみたいですが、まず、親が子供のころから何を食べて来たのか、どういう生活習慣を送ってきたのかを調査する必要があるので、膨大なデータが必要になると思いますが、とてもじゃないですが一人で追い切れる内容ではありません。
それを考えると、日々の食生活、生活習慣を一度しっかり見直す必要があるはずです。
発達障害者に限らず、メンタルの不調のすべては生活習慣の乱れから始まります。
まずは、しっかり食べて、しっかり眠るという「規則正しい生活を送ること」からスタートしましょう。
すべての始まりはこれに尽きます。
