タイトルを見て、「なんじゃ、そりゃ?」と思われた方もいることでしょう。

 

 不安定な中に安定があるはずなどないのではないかと思われがちですが、物事はすべて、その連続によって安定しているのではないかと思うのです。

 

 「不安定」とはどのような状態を指すのでしょうか?『広辞苑 第七版』では、『安定でないこと。ぐらついて定まらぬこと。』と説明されています。

 

 要するにグラグラしている状態のことを言いますね。そして、これがどうして、このような状態の中にも安定があると言えるのか?

 

 それは、ぐらついている状態の中に安定を見出そうとするからです。見出せば安定につながります。

 

 それでは、逆はどうでしょうか?

 

 「安定の中に不安定がある」としたら、危なっかしいですね。

 

 これは、日本古来の建築物の中にも言えることですが、完璧な状態にすると、かえって壊れてしまうリスクがあるから、敢えて完璧にはせずに一部欠落させておくという考え方があります。その一例が日光東照宮ですね。

 

 月も同じです。

 

「満ちれば欠ける、欠ければ満ちる」

 

 皆さんは完璧、完全を求めていませんか?高すぎる目標や理想を掲げていませんか?

 

 少し肩の力を抜くと、案外上手く行くかもしれません。