親和動機と達成動機 2 ~ 心理タイプ講座
こんにちは 心のソムリエ 橋本文隆です。
心理タイプ講座では、タイプの違いで生まれる、
コミュニケーションやマネジメントの違いを考えていきます。
「親和動機と達成動機
1
」 の続きです。
「親和動機タイプ」と「達成動機タイプ」の違いは、
判断基準に大きく影響します。
「親和動機タイプ」は、ものごとに寄り添い、当事者として
主観的に判断しようとします。
大切なことは、主観的に正しいと感じられることです。
「達成動機タイプ」は、ものごとから距離を取り、対象を
客観的に判断しようとします。
大切なことは、客観的に正しいと判断できる基準です。
「親和動機タイプ」からは、「相手に悪いから」「かわいそうだから」「私が引けば丸く収まるなら」「許せないから」など、
判断基準として、感情的理由がよく見られます。
「達成動機タイプ」からは、「こう考えるのが公平だから」「この手順が合理的だから」など、客観的基準がよく見られます。
「公平だから」という理由を述べている場合でも、
「親和動機タイプ」は、公平であることによる全員の気持ちを
大切に考えており、
「達成動機タイプ」は、公平であることが、意思決定の基準として客観的に妥当であることを重視しています。
同じ言葉を使っていても、大切に思っていることが
違っているのです。
2つのタイプの価値基準の違いは、夫婦間、親子、兄弟、会社のミーティングなど、さまざまなところで対立を引き起こします。
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