タイプによる思考プロセスの違い | 社員と顧客と経営者の幸福

タイプによる思考プロセスの違い

こんにちは、心のソムリエ 橋本文隆です。

ものごとを把握するときに、部分を積み重ねて理解するタイプと
全体像や結論から理解するタイプがあります。


全体像から把握するタイプが重視するのは、
統合的なパターンや背景です。

このタイプは、全体像や概略がわからないときに、細かい説明を受けても理解できません。

部分は、全体のなかで位置づけることで理解できるのです。



部分の積み重ねで理解するタイプは、具体的な
事実を重視します。
ひとつひとつ一から順番に理解していきます。

このタイプは、具体的な事実がわからないときに、全体像や
全体戦略などを話されても、理解不能です。


多くの人は、自分が理解しやすい方法が、他人にも当てはまると思っています。

部分から理解する人は、一生懸命説明しようとすればするほど、細かい細かい説明を延々と続けます。

全体から理解する人には、苦痛以外の何ものでもありません。


全体から理解する人は、背景や前提、戦略、イメージなど、
抽象的なことを延々と語ります。

部分から理解する人にとっては、意味不明な世界です。


人は自分以外のタイプを知らなさすぎます。

親と子のタイプの違い、先生と生徒のタイプの違いなど、タイプの違いによるミスコミュニケーションは、頻繁に起きています。

お互いのタイプを知り合えば、関係はずっと楽になります。


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