密教の歴史 | 社員と顧客と経営者の幸福

密教の歴史

こんにちは、心のソムリエ 橋本文隆です。


仏教を葬式以外では知らない方のために、予備知識として、
仏教の歴史を書いています。

密教の歴史

密教は大乗仏教の中から生まれた仏教で、インドで広まり、中国を経て日本に伝えられました。

大乗仏教がいつどのようにして発生したのか分からないように、密教もいつどのように発生したのか正確なことは分かりません。


インド人には歴史を正確に記録するという習慣がないことや、
十三世紀にインドでは仏教が滅び、多くの記録が途絶えたことにより、初期の仏教の様子は、断片的な情報から推察するしかないのが現状です。


日本では、密教を歴史的に三分類して考えるのが一般的です。


一. 初期密教 
呪文や呪術を使って現世利益を求めるような動きが見られます。
必ずしも仏教の教義とは相容れないものでした。


二.
 中期密教 
日本に伝わった密教です。
新たに起こった密教的な運動を、仏教の思想で統一し、体系化した時代です。

『大日経』と『金剛頂経』というお経を中心にまとめられました。
(7
C~8C前半頃)


三.
 後期密教 
チベットに伝わった密教です。成就法
(瞑想法)が進化し、生理的ヨーガも積極的に取り入れられます。(8C後半以降)


密教は、大乗仏教の教義を基にして、それに様々な修行法を加えて体系化させたものです。

後期の大乗仏教と考えることができます。


密教では、それまでの仏教に比べて、今生きているこの世界(現世)での幸せを強く意識します。


マントラ(真言:呪)を重視するのも密教の特徴です。

空海は自らの仏教を、真言密教と呼びました。


初期大乗仏教経典である般若心経にもマントラ(真言)が出てきます。インド人にとってマントラ(真言)を使うことは、極めて一般的なことであり、密教はそれを大きく発展させたと言えるでしょう