おおざっぱな仏教の歴史 4 最澄と空海
こんにちは、心のソムリエ 橋本文隆です。
仏教を葬式以外では知らない方のために、予備知識として、
仏教の歴史を書いています。
日本仏教の展開
平安仏教時代
日本仏教史上、5つの大きなポイント、
二番目は、平安時代 最澄と空海の登場です。
最澄が比叡山に天台宗、空海が高野山に真言宗をひらきます。
この二人は、独自の思想に基づく日本独自の仏教を始めます。
舶来の中国仏教をありがたがるのではなく、日本の仏教を、思想的理論的バックボーンをもって、高らかにうたいあげたのです。
なかでも空海は、日本史上まれに見る超天才です。
(世界的に見ても、超天才ですが。)
空海は、日本古来の神々を奉り、神仏を融合させます。
また、『声字実相義』など、二十世紀の言語哲学につながるような理論書も現しています。
寺の中で修行するだけでなく、四国満濃池の工事など、社会のなかで活動します。
世界に先がけて無料私学をつくるなど教育に力を入れます。
天皇、貴族から厚い信任を受けるとともに、民衆からもお大師さま(弘法大師)として信仰の対象となります。
当時仏教が信仰を集めたのは、雨を降らせたり、病気を治したりする不思議な力があると思われたこともあるでしょう。
このような神変加持の力を持つものとして、仏教は国家からの保護を受けて発展します。