なぜ立入禁止を急ぐのか | 社員と顧客と経営者の幸福

なぜ立入禁止を急ぐのか

こんにちは、心のソムリエ 橋本文隆です。


原発20Km圏内(警戒区域)が立入禁止になりましたが、
なぜ急ぐのか理由がよく分かりません。

1年間居住すると危険だというのであれば、
今すぐ立入禁止にする必要はありません。

理由としては、

1.圏内の略奪が多く、早急に管理したい。
2.圏内は、公表している以外の汚染や危険がある。
3.今後原発からさらに放射性物質が出されるなど、
  高いレベルで危険が想定されている。
4.国が基準とする年間20ミリシーベルトが、
  実は危険であることが分かってきた。

などが考えられるでしょうか。

略奪が多いのは容易に想像できるので、管理は必要でしょう。
しかし、検問所を作って、住民は許可を得て入れるようにすれば、問題は解決できると思います。

汚染状況に関しては、すべての情報が公開されていないために、疑念が生まれてしまいます。
原発の状況に関しても、多くの情報が隠されています。
原発周辺の汚染状況は、今になってやっと公開されました。


立入禁止になったため、20Km圏内に100m入っているだけで操業できない工場もあるようです。これでは企業の死活問題です。
家畜やペットなど多くの動物も、もちろん死にます。


乳幼児と中高年の男性では、放射線のリスクが、まったく異なります。これを一律に管理するのは、不合理です。

子どもはリスクが大きく、自分で居住地を決める決定権がないので、安全な場所を公的に提供すべきでしょう。妊婦も同様です。

大人はリスクを知ったうえで、行動を選択する権利を、本来保持しているはずです。
しかしそのためには、徹底した情報公開が必要になります。

武田邦彦教授は、年間の基準を 1ミリシーベルトにすべきだと主張されています。
このように、政府と異なる主張の公開も必要です。

その情報公開をしないで「お上が言う通りに動け」と
言われるから、不信感が高まります。

情報公開や情報提供は、信頼の基本となる
大切なコミュニケーションです。

 

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