菅総理の発言は残念
こんにちは、心のソムリエ 橋本文隆です。
菅総理のプレゼンテーション力の低さについては、以前にも書きましたが、昨日の国会答弁を見ると、もっと根源的な
コミュニケーション力に問題があるように感じました。
菅総理は次のように発言されています。
「欲張りかもしれないが、復興・復旧、財政再建に道筋がつくところまでやれば政治家として本望だ。」
これは危機的状況にある時に、トップが発言することではありません。
国民からすれば、個人の欲張りや個人的本望など、
どうでもいいのです。
それよりも、「復興・復旧に全力をつくす。それが私の責任だ。」と、決意を力強く述べていただきたい。
「政府全体としては一定の評価をいただいている」と、
勝手に自分たちを評価していることも問題です。
このような言い方をすると、「私は評価してないよ」と、
反感が生まれます。
菅総理は、リーダーシップやコミュニケーションの学習を
してこなかったのかもしれません。
とはいえ、
「菅ではダメだ」という自民党の言い方にも賛同できません。
「○○はダメだ」というのは、問題志向コミュニケーション。
ダメ出しをしていても、状況は良くなりません。
解決志向では、「○○なら、この危機的状況を乗り切れる」
というコミュニケーションになります。
解決像のないダメ出しは、状況を悪化させるだけです。
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