菅総理の話し方2つの問題 | 社員と顧客と経営者の幸福

菅総理の話し方2つの問題

こんにちは、心のソムリエ 橋本文隆です。


菅総理と谷垣総裁の討論を<少しだけ>見て、
プレゼンテーションに関して2つ問題点を感じました。


ひとつは、声が荒く、全部強く発声していること。

プレゼンには、メリハリが必要です。


強弱や緩急をつけることで、言いたいことが明確になります。

一本調子で強いだけでは、聞いていて疲れます。



ふたつめは、質問への応答です。


プレゼンは、ただ話せばいいというものではなく、
相手とのやりとりが大事になります。


マニフェストを守るのか変えるのかと聞かれた菅さんは、
質問を無視して逆質問していました。


これはマズイです。


民主党のスタンスが定まらないから答えにくいのでしょうが、
それでも答えるのがプレゼンターの責任です。


といっても、口先でごまかすのではなく、
真摯に答えることが大切です。



例えば、次のような議論に持ち込むことが考えられます。


1.質問を無効化、または低レベル化させる


マニフェストのなかには、出来ていることも出来ていないこともあります。
守るか破るか、白か黒かみたいな議論は不毛です。
谷垣総裁と話し合える貴重な時間ですから、国民生活を向上するために、何が効果的なのか、という観点から、国民のために話し合いをしましょう。

などと呼びかけます。


2.相手の不備をつき、相手の土俵に乗らない


選挙で民意を問うというお考え、私も民主主義の王道だと考えます。
そのためには、各政党の違いをはっきりと国民に示す必要があります。
そうでなければ解散しても、どこに投票したらいいのか分かりません。
ところで、TPPに賛成の人・反対の人、どちらが自民党に入れればいいのでしょうか?

などと自民党の政策が固まっていないところをつき、そこから
今解散の話をすることが無意味であることに話を持ち込みます。



文字にすると口先で言い負かすみたいな感じにも読めますが、大切なのはマインド。

自分の信念や考えがなく、口先だけで議論しようとしているとボロがでます。



自分の考えをしっかりと相手に伝える
3月12日(土)

伝え方が上手くなる プレゼンテーション勉強会




☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


ソリューション・カフェのセミナー

3月26日(土) 

心とからだを ゆるゆる にする会



4月 3日(日) 

空海とブッダの英知を知る 仏教心理学講座



4月10日(日) 

世界で最も利用されている心理タイプ診断MBTI