NHK 無縁社会 を見て
こんにちは、心のソムリエ 橋本文隆です。
昨日、NHKで無縁社会というテーマの番組がありました。
少し話がかみ合っていないように感じました。
原因は、縁の話と雇用の話が混在していたからだと思います。
派遣の増加など雇用形態の変化は、確かに縁を無くす大きな要因になります。
私もサラリーマン時代には何も考えなくても、会社の縁がありましたが、会社を辞めると、途端に縁が激減した経験があります。
しかし、縁は会社だけのものではないので、それ以外の縁をつくることも可能です。
ところが番組では、会社以外の縁の話をしていると、「そもそも経済的に自立していないとダメだろう」みたいな、縁そのものとは関係のない批判が入り、議論が錯綜していました。
議論において重要なことは、テーマを明確にして、テーマから離れないで話すことです。
縁がテーマなら、縁について対話する。雇用がテーマなら雇用について話しをする。
関係している話であっても、テーマから離れて話を始めると議論がまとまらなくなります。
参加者も気をつけないといけないですが、それを整理するのが、ファシリテーターの役割になります。
ファシリテーションも重要なコミュニケーション技術として、身につけておくことをお奨めします。
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3月12日(土)
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