ロシアとの外交コミュニケーション
こんにちは、心のソムリエ 橋本文隆です。
北方領土をめぐって日本とロシアが冷たい関係になっています。
直接的には菅首相の「許し難い暴挙」という発言が引き金になっていますが、これまでにも、前原外相のロシア批判発言などによって、すでにロシアの態度はかなり硬化していました。
自分の発言による影響を考えるのは、コミュニケーションの
基本です。
対立を明確にし、力で押す戦略の場合と、友好的に事態を進める戦略では、当然採用するコミュニケーションは異なってきます。
「他国から批判されてその通りにしたら、弱腰として国内で批判されるから、無理にでもやり返す」というのはよくあることです。
ですから、友好的に進める戦略なら、相手の面子を
つぶすわけにはいきません。
今回は、どういう戦略で発言したのかよく分かりません。
自民党時代もそうでしたが、日本の外交コミュニケーションには、首をかしげることが多々あります。
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2011年3月12日(土) |