ソリューション・トークの会話例 | 社員と顧客と経営者の幸福

ソリューション・トークの会話例

こんにちは、心のソムリエ 橋本文隆です。

ソリューション・トークの具体的イメージが分らないという声が
ありますので、会話例をいくつかご紹介します。


ソリューショントークの例 

【会話例】 例外の発見。
クライアント:いつも幻覚に悩まされているんですよ。
コーチ   :幻覚が出ていない時のことを教えていただけますか?

クライアント:朝、布団のなかでグズグズしていて、すぐに起きられないの。
コーチ   :子供が入試の日は、なぜ早く起きられたのですか?


【会話例】 リソースの発見とコンプリメント(承認・称賛)。
クライアント:今日、本当はあんまりここに来たくなかったのですけどね。
コーチ   :そんなお気持ちのなか、わざわざお越しいただいて
        ありがとうございます。

クライアント:彼のダメなところは、すぐに20はあげることができるよ。
コーチ   :あなたのその鋭い観察力は、どこから来るのでしょう?

クライアント:私は愚かだ。自分のことを何も分かっていない。
コーチ   :そのように自分のことを見つめる勇気を、
        あなたはどのようにして身につけたのですか?


【会話例】 ゴールの明確化、具体化。
       差異(ちがい)が分かると変化が起こる。

クライアント:どうしたらいいのか、私には分かりません。
コーチ   :このセッションが終わったとき、今と何が違っていたら、
        ここに相談に来た意味があると思いますか?

クライアント:これからは心を入れ替えて、まじめに働きます。
コーチ   :そのために、まず何をしますか?

クライアント:目標は、チームのコミュニケーションを良くすることです。
コーチ   :チームのコミュニケーションが良くなると、
       今と何が変わりますか?


【会話例】 リソースの活用。問題を否定せず、活かす方法を見つける。
クライアント:勉強しないで、ゲームばっかりしているんですよ。
コーチ   :勉強に役立つゲームをやってみましょうか。


【会話例】 問題を問題としない。ダブルバインド的な会話。
クライアント:緊張してプレゼンテーションがうまくできないのです。
コーチ   :では緊張したまま話すことにしましょう。
        まずきちっと緊張できるように練習してください。


【会話例】 他人の視点を入れて、関係を見直す。
クライアント:もう無理だ。あきらめよう。
コーチ   :あなたの尊敬する師匠がここにいたら、
       彼は何と言うと思いますか?


【会話例】 何も変わらないとき、そこにリソースがある。
クライアント:ぜんぜん痩せないですよ。
コーチ   :それ以上太らないで体重をキープできているのは、
       どうしてですか?


【会話例】 生きているということは、リソースにあふれていること。
クライアント:もうダメです人生の終わりです。
コーチ   :そのような辛い状況のなかで、今までやってこられたのですね。
       その力はどこから来るのですか?




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