解決について知る方が、問題と原因を把握することよりも有用である
こんにちは。心のソムリエ 橋本文隆です。
ソリューション・フォーカス・アプローチには、
<4つの前提>と呼ばれるものがあります。
前提というのは、ソリューション・フォーカス・アプローチを
使うときに、当然のこととして身につけておくべき
考え方になります。
その、第3番目は、
「解決について知る方が、
問題と原因を把握することよりも有用である。」
というものです。
ソリューション・フォーカス・アプローチでは、
問題の原因を追究するのではなく、
上手く出来ているところ、すでに解決しているところに
注目していきます。
これが上手く機能するためには、
「解決について知る方が、
問題と原因を把握することよりも有用である。」
ということに対する「信」が必要です。
「こいつ、ダメだな」と思いながら、その人の良いところを
探していても、なかなか解決にはつながりません。
「必ず、この人には素晴らしいところがある」という
信念がなければ、奥深く隠れているリソース
(良いところ、有用なところ)は見えてきません。
ダメなところを見つけるよりも、上手くできているところを
見つける方が価値があると信じている。
これが、前提の3 になります。