タブー
こんばんは!相澤です。
「最近の若いモンは!」というフレーズをネタに
マネジメントや組織の在り方について書かれているブログやメルマガが
溢れかえっておりますけれども、今回は
「最近の若いモンは」を多用する上司について
書かせていただきます。
社内にいらっしゃいませんか?多用する方。
別にアンチテーゼを主張したいわけではありませんが
「最近の若いモンは」を多用して、
部下と良質なコミュニケーションをとることができるとは到底思えません。
なぜなら、部下を個人として見ていないからです。
仮に個人として見ていたとしても、
見ていないような印象を部下に与えてしまうからです。
最近の若いモンはメールばかりで、面と向かってのコミュニケーション力が無い!
と嘆いている反面、メールで部下に説教をする方はいらっしゃいませんか?
最近の若いモンは礼儀を知らん!と声を荒立てながら、
叱責だけで正解もヒントも伝えることもしない方はいらっしゃいませんか?
ある企業様では、新卒入社の社員と既存社員との間の溝を埋めるために
「最近の若いモンは」禁止令を発令しました。
根本的な改善策ではありませんが、
このフレーズが生じさせる、新人の上司に対する拒否反応は減少し
社内に漂う余計なピリピリとした雰囲気はなくなったとのことでした。
大切なのは、世の風潮がどうであれ、社員1人1人と向き合うことだと思います。
私がいわゆる「最近の若いモン」である手前、書きながら複雑な想いもありながら
本日は筆を置かせていただきます。