本当に明るいオフィスですか?? | Solution コンサルタント奮闘記

本当に明るいオフィスですか??

こんにちは、熱血3期生の中川です!
採用シーズンも本格化し、先日も愛知県まで、
採用支援のため、奔走しておりました。


入社1年目にも関わらず、愛知県まで1泊の出張が
経験できるとは、本当に成長しないと損!!です。



旅の醍醐味は、地元の食べ物や旅で起こるハプニング!!
などなどありますが、移動時間の過ごし方もキーポイントです。


私は移動時間は読書をするのですが、(もしくは居眠り・・・)
大学の専攻が歴史学ということもあって、
昔に比べて激減はしているものの、気分転換に歴史関連の
書物を読みます。



その中には、様々な歴史上の偉人たちがいろんな言葉を残しており、

現代社会と照らしあわせて、振り返ることが出来ます。



私が今でも忘れられない話があります。
内容は国家の盛衰に関してです。



「政治が悪政になり、統治が乱れてくると
民には不安があふれる。


しかし、不安が最高潮にいたると、不思議なことに
浮き足立ったように、明るくなる。


まだ、民の中で不安があふれている間は
国の建て直しの可能性があるが、
浮き足立ち明るくなると、国の建て直しは難しい」



言葉を一言一句までは覚えておりませんが、
内容としては以上のようなものでした。



一番象徴的な現象が、江戸時代に起こっております。


今にも江戸幕府が崩壊しそうな幕末に
民衆の中で、「ええじゃないか」騒動が
起こっています。


「ええじゃないか」騒動とは、空から御札が振ってきて、
民衆がいいことが起こる前触れだと仮装などをして
町中を踊り歩くという現象です。



その後、皆様がご存知のように江戸幕府は
終わりを告げることになりました。



この言葉は、国家について述べた言葉ですが、
国家だけに言える現象でしょうか??



私は会社経営でも置き換えることができると
思います。



危機感が末端の社員まで、浸透している場合には、
まだ、下からのボトムアップも図れます。



しかし、会社経営が厳しい中で、
オフィスは和やかですごしやすくとも、
社員が危機感を感じず、浮き足立っている状態では、
どんなに幹部が戦略を落としても、実行にまで至りません。



オフィスの雰囲気はいかがでしょうか?
浮き足立った明るさではありませんか?