採用の成功=採用した人材の活躍 | Solution コンサルタント奮闘記

採用の成功=採用した人材の活躍

年が明け、私が社会人になってもう1年と9ヶ月となりました。


まだ社会人2年目なわけですが、

頭の中では【社会人3年目の自分】について考えています。


「石の上にも3年」という諺の影響かどうかはわかりませんが、

転職市場でも「3年」というのがひとつの目安となっています。

第二新卒も、社会人3年目くらいまでの方を指しますよね。


さて、ここでは第二新卒の是非を問うことはしませんし、

3年という節目が適切なものなのかどうかも置いておきましょう。

ただ1つ、考えてみたいのは、


「3年で新卒が辞めてしまう会社って、どんな会社なんだろう?」


ということです。

勿論、退職は一概に悪ではありませんし、

学生さんに何かしらの要因があってそうなることもあると思います。


ただ、企業側に目を向けてみると、いくつかのパターンがあるのではないでしょうか。

福利厚生、中途半端な成果主義の導入など、制度の面もそうでしょうし

社内での人間関係の確執(=コミュニケーション不全)もその一つです。


数あるパターンのうち今回は、【採用のミスマッチ】にフォーカスしたいと思います。



なぜミスマッチは起こるのでしょうか。


採用担当者の見極めが甘い、学生さんが面接上手になってしまっている、

色々なことお声を耳にします。できない理由を挙げるのは簡単です。

こういった時は発想の転換が必要です。


どうすればミスマッチは防げるのでしょうか。



・・・



答えの一つに、【求める人物像の明確化】というものがあります。


組織の現状をしっかり踏まえた上で、自社の求める人物像を明確にします。

特性・資格・モチベーションの源など、様々な要素がありますが

その様々な要素を出来る限り明確にするのです。


こうすると、世間一般で言う「良い学生」ではなく「合う学生」への採用へと

自然とシフトしていくのではないでしょうか。


行き当たりばったりではなく、【求める人物像】に基づいた採用計画を実行し、

【仕組み】で人を採用していく、こういった動きが採用の成功に繋がると言えます。


年が明け、会社説明会や選考がスタートする企業様が多々いらっしゃるかと思いますが

今一度、自社の採用活動を見つめなおしてみてはいかがでしょうか。