内定者フォローの彩り | Solution コンサルタント奮闘記

内定者フォローの彩り

こんにちは!!熱血3期生の中川です。

紅葉も深まり、御堂筋の銀杏並木も少しずつ彩りをみせるこの季節は、

内定者フォローにも彩りをつけて描いていく季節です。



多くの企業様で内定者フォローの話をお伺いすると、

今年は内定者フォローに力を入れる傾向にあるようです。


というのも、この不況を受けて、来年に入ってくる新入社員には

入社してから出来る限り、業績につながるような能力を発揮ほしい、

そのためにもこの残りの約半年で出来る限りの能力をもっておいてほしい

ということで、内定者フォローを検討されているようです。



では、この限られた期間の間に何ができるのか・・・

 ・ビジネスマナー

 ・インターンシップ

 ・資格の取得・・・・


などなど、さまざまなことがありますが、

問題なのは、【この時期に学んだことが、本当に入社後発揮されるのか?】

ということです。



実際、ビジネスマナーなどスキル部分を学んでも、

身についていないという事実は多々あります。

身についていないどころか、入社時にはモチベーションをさげていて、

逆効果ということもあります。



なぜか?というと・・・

諸々原因はあるのですが、大きな1つの要因おしては、【学生の心理状況】です。



今、内定の決まった学生の気持ちはどんな状態でしょうか?



「就職が決まって一安心」

「残りの期間、遊ぶぞ!!」



などなど、残りの学生生活、たくさんの思い出を残そうと頑張っています。

そんな内定者に、「ビジネスマナーを今のうちにマスターしておけ!!」といって、

やる気をだしてくれるでしょうか??



私が学生のころは、内定の決まった友人から・・・

「なんで、今からこんなビジネスマナーとか資格とかとらなあかんの??」

「とりあえず、適当に回答して、答えを写して提出しちゃえ」

という言葉をぽろぽろ聴きました。



こんな状態では、どんなに会社が課題をだしても、経費の無駄ですよね。



じゃあ、内定者フォローは何をしたらいいんだ!!

であれば、やらなくてもいいのでは!?



ということになってしまいます。



いえいえ、内定者フォローは大切です。



内定者フォローのポイントというのは、いくつかあります。

その1つとして、今回ご紹介したいものが、


【会社離れの防止】


です。



特に、内定者は2月3月になれば、

『この会社に入社することになるけど、本当によかったんだろうか?』と

悩みます。


場合によっては、突然の内定辞退です。




1年間という時間コスト、経費コストを掛けて採用した人材が

辞めてしまっては、何よりもの損失です。



防止するためには、内定者フォローを通じて、コミュニケーションをとっておく

必要があります。


ただし、防止が出来るほどの人間関係を構築するのはとても大変です。

だからこそ、今の時期からしっかりコンタクトを取る必要があるのです。



しかも、この【コミュニケーションをとる】ことには、防止するだけでなく、

入社後、それぞれの個性を知っているので、【マネジメント】にも活かせます。




今の時期から、是非内定者とコミュニケーションをとってください!!

内定者は社員の皆様とお話できることをワクワクして待っています!!