部下から行動を起す効果 | Solution コンサルタント奮闘記

部下から行動を起す効果

皆さんこんにちは。
大阪オフィスの中根です。(*^ー^)ノ


よく、組織を改革していく際に“社長が変わること!”は必須条件だと
言われます。もちろんその通りで、社長の考え方、行動を変えて
行くことは欠かせません。

しかし、変わる順番としては決して“社長から”だけではないと感じています。


上手く組織改革が出来ない会社の経営幹部陣から聞く言葉があります。


「社長が変わらないので、結果も出ないのだ」
「僕らは頑張っているのに社長が・・・。」
「結局社長が全部悪い!」

確かにおっしゃるとおりです。


「組織改革をして業績を伸ばすのだ!」
スタッフに豪語したにも関わらず、自分自身の行動はあまり変わらない。

このことに関しては社長が悪いです。(゙ `-´)/


しかし、前記のように言われる幹部さまに共通のコトがあります。
それは、“自ら率先して動く”コトをしないということです。


大体社長に意見するわけでもなく、社長の行動を客観的に見ており、
「社長が悪いのだ!」と言い切るのです。
このことに関しては共感は出来ません。



先日、名古屋の社長様にある話をお伺いしました。
社員が自らブログを立上げ、日々の出来事・仕事に対する想い・お客様に
対する想いを書き始めた!というコトでした。


ある日、「ブログを立ち上げていいですか?」と聞かれ、
断る理由もありませんし、「いいよ!」と答えられ、すぐさまブログが
開設されました。
開設を教えられた以上、社長も毎日気になって閲覧しに行きます。
そこで書かれている内容に社長自身がとても触発されたということでした。

書いてある内容がとても素晴らしく、自分だけではなく、知り合いの方にも
その内容を見せたりもされたそうです。
そして
「自分自身も、もっと積極的に変わらないと!」と決意されたということでした。



【変わるのは社長自身ですが、きっかけは自分自身でなくてもいいのです】



幹部・スタッフの皆さんが社長の“モチベーションスイッチ”を探して
押してあげることも出来るのです。
スイッチを押す方法は様々ですが、効果は覿面です。


組織のトップに現在不満がある!という方。上司に不満がある!という方。
まずは自分自身が変えてもらいたい部分を率先して改善し、改善していることを
アウトプットし、アピールしてみて下さい。


必ず、その効果は現れるはずです。