【コミュニケーションの場】の重要性
こんにちは、ソリューションの高畑です。
ご無沙汰しておりました。
すっかり季節は夏、暑くなってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
少しご報告が遅くなりましたが、弊社はこの4月に
東京・大阪合わせて12名の新入社員を迎えました。
新卒採用を始めて4年目の受け入れとなり、今年は3期生の入社となります。
(弊社の最初の新卒生は、創業メンバーとの位置づけとして、0期生と呼んでおります)
12名の顔写真は、自己紹介ページを採用HP上に
アップしておりますので、ぜひご覧いただければと思います。
こちらの3期生ですが、この5月1週目まで新人研修を行っておりました。
入社後すぐの月ヶ瀬合宿研修(3泊4日)に始まり、みっちりと1ヶ月間、
マインド(コミュニケーション)研修を主に実施してきました。
新人研修というと、一般的にはビジネスマナーや基礎業務研修など、
スキル面の研修が多く、その他は、現場に出てOJTで実践、
というところが多いと聞きますが、弊社では、
【能力(スキル)面の研修:考え方(マインド)面の研修=2:8】
ぐらいの割合で、研修を行っておりました。
なぜそこまで考え方(マインド)を重視するのか、それは
基礎となるマインドがしっかり出来ていない状態では、
いくらスキルを入れても、それは身につかないと考えるからです。
ということで、徹底的にマインド向上に注力した研修を行いました。
そして私自身、今回この新人研修を通じて、
改めて【コミュニケーションの場】の重要性を
感じることが出来ましたので、少し触れてみたいと思います。
というのも、新入社員(同期)という小さなコミュニティの中で、
「コミュニケーションの問題」が起こりました。
今まで同期としてずっと過ごしてきた仲間であっても、
実はお互いを理解した「つもり」になっていたことに気付き、
自分たちは上手く出来る、と思っていたコミュニケーションが、
思うようにいかない、という壁にぶつかったのです。
「チームがひとつとなっているように見えるが、でもどこかぎこちない」、
そのような状態でした。
そこで、自分たちにおきたその問題をテーマに、
まず自分たちで現状把握することから初め、
どうすれば改善できるのか、彼ら彼女らに考えさせることにしました。
すると、彼ら彼女らは、今までお互いに言いたいけれど言えない、
そんなモヤモヤを抱えて、遠慮していた部分が多くあったことがわかったのです。
そこで、解決策のひとつとして、導き出したのが
【コミュニケーションの場】だったのです。
場をつくり、自ら【自己開示】して、【思ったことは言い合う】ことを意識し、
本音での話し合いを進めたことで、雰囲気は劇的に変化していきました。
そして、お互いがお互いを認め合い、支えあえるようになり、
見違えるように同期同士がひとつになっていきました。
まだまだすべてが上手くいくところまでには至っておりませんが、
研修を通じて【同期力】があがり、ひとつのなったときのパワーは
目を見張るものがあるまでに成長していきました。
私も2年下の後輩が出来るまでになりましたが、
まだまだ新入社員に教えられることがたくさんあるなぁと感じます。
今回のことも、お互いによく知っている、と思う間柄でも、
コミュニケーションの場を意識的にとることが必要なのかもしれないな、
ということに気付かせてくれました。
これからの成長がますます楽しみです。