不況との"良い”付き合い方
皆さんこんにちは。
大阪オフィスの中根です
最近は多くの局のニュースで「頑張る中小企業!」がよく特集されていますね。
皆さんご覧になられておりますでしょうか。
先日、あるBSテレビのニュースでも1社特集されていました
その企業様は
「不況だからこそ、社員研修!」というモットーを掲げておられました。
その企業は製造業でした。不況になると、受注件数が減り
それに応じて、社員の作業時間も減っていきます。
その空いた時間を“社員研修”に充てているのです。
以前のITバブルが弾けた際も、この手法により景気が回復するに
つれて、以前よりも受注件数が増え、会社の利益も増えたそうです
取引先の担当者がおっしゃるには、
「はやり、依頼する決め手は社員1人1人の技術と会社の取り組み」
だそうです。
不況を逆手に取り、将来の会社の土台作りの期間にあてているのです。
もちろん、財務体力がないと出来ないことではあります。
しかし、景気が良い時は社員を増やし、景気が悪くなると解雇する。
そして景気が良くなってくるとまた社員を採用し、一から教えていく。
このように非効率になってしまうのであれば、前記した企業様の取り組みは
大変“賢い”方法だと感じました。
「不況をどの様に捕らえるか?」
長期的スパンで考えると、一概に悪い“コト”ばかりではなく、
視点を変えることで、不況時の“有効な使い方”を見出すことが
出来るのではないでしょうか。