見る角度を変えること~箱根駅伝から~ | Solution コンサルタント奮闘記

見る角度を変えること~箱根駅伝から~

皆さん、明けましておめでとう御座います!!
大阪オフィスの中根です。
2009年も宜しくお願い致します。


お正月は久しぶりにゆっくりされましたでしょうか。
東京ブログに坂田君が書いていましたが、私もお正月に
「箱根駅伝」を見るのが毎年恒例の行事になっています。

その箱根駅伝に関して、本日(1月10日)の朝日新聞に
面白い記事が出ていました。



『箱根駅伝は「経済戦争」だ』



というタイトルのこの記事は箱根駅伝を「経済」の
一面から見ていました。
箱根駅伝は選手が頑張って走り、順位を決めるだけの
大会ではないのです。
その裏舞台では、各大学がチームに対して多額の
強化費を出し、順位を競い合っています。

なぜか?
実は所属する選手を応援するということだけではなく、
大学の経済事情もあるというのです。

ある大学関係者の話では、箱根を上位で走行した場合、
受験料収入が数億円の単位で増えるというのです。

箱根駅伝は、丁度大学試験の締め切りの直前という
タイミングで行われるとこが原因だそうです。

箱根駅伝は、2日にかけて大学名が連呼されるので、
宣伝効果がとてもあるということです。
結果、大学は選手(チーム)強化に資金を出し、
良い選手が多く育つのです。


今回の記事のように見る角度で“物事”は全く異なってきます。
時には、見る(捉える)角度を間違うだけで、経営に
おいては命取りになることが多々あります。


見る視点を変えて物事を考えること。
アンテナを高くして、良い情報をキャッチすること。


これらは、ある日突然出来るようになるコトではありません。
日々意識することで、アンテナも高くなりますし、角度を
変えた考え方をすることが出来るようになります。


部下育成の観点から言うと、このようなコトは上司が
何度も何度も部下に伝えていく必要があり、1回や2回
言ったところで、部下にはなかなか“浸透”しません。

是非、自らアンテナを張り、仕入れた情報をアウトプット
してみて下さい。
自然に部下の行動も変わってくるはずですニコニコ