人を動かす
こんにちは。高畑です。
先週末より急激に寒くなり、もう季節はすっかり冬ですね。
今日はまだスーツのジャケットで我慢できる寒さなのですが、
日曜日の急激な寒さの変化には耐えられず、
もう【コート&手袋&マフラー】の完全防備で、外出してしまいました・・・。
こんなに早くから防寒グッズに頼ってしまい、
この冬をどう乗り切ろうか、今から不安な私です。。。
さて、その日曜日なのですが、
東大阪にあるK社様の第3回目の『リーダー研修』を行っておりました。
弊社では階層別の研修も承っており、
その会社様ごとに合ったプログラムを構築しています。
毎回テーマにそったプログラムを創っているのですが、
1回目のテーマは、【チームビルディング】、
2回目のテーマは【部下指導】
3回目のテーマは【リーダーシップ】でした。
その講義やワークを通して、出てきた言葉の中に、
山本五十六さんの格言を引用しての話がありましたので、紹介します。
【やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。】
あるいは、
【やって見せて、言って聞かせて、やらせて見て、ほめてやらねば、人は動かず。】
この言葉は非常に有名なので、ご存知の方も多いと思います。
私もこの言葉自体はよく聞いたことがあるのですが、この機会に調べてみると、
次のような続きがあることを知りました。
【話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。
やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。】
研修の中でも、「部下に背中を見せろ」、「手本を示す存在になれ」
「叱ると褒めるを実践せよ」など、
リーダーとして実践しなければならないことについて話していますが、
この言葉は本当にたくさんのことを教えてくれる言葉だなぁと改めて思います。
文の最後の言葉が、「人は【動かじ】⇒【育たず】⇒【実らず】」と、
変化しているのもとても興味深いですね。
部下を動かし、育て、どこに出しても通用するような実りある人財にできるかどうかは、
上司の影響がものすごく大きいことを示していると思うのです。
まずは上司から率先垂範すること、これが大切だと感じます。
そして、褒めること・感謝の気持ちをもつこと・信頼すること、など
普段表現するのが照れくさい思いも、部下へ伝えることが必要ということなのですね。
研修はというと、3回目になり受講生のリーダーの方たちにも大きな変化が見えてきました。
部下とのコミュニケーションの機会が増え、チーム運営が円滑になってきたとのこと。
また、個人個人の目線が上がり、会社に対するコミットが強まってきたようです。
次回の研修もどのくらい成長しているか、非常に楽しみな高畑なのでした。