考えることの重要性
こんにちは、
大坂オフィスの張です。
最近、雨の日が続いておりますが、いかがお過ごしですか?
本日のテーマは「考えることの重要性」
「考えるなんて、物心ついた頃からやっている」と思われると思います。
しかし、私の場合、考えたつもりでも、考えた方が不十分だったり、不適
切だったりする場合がほとんどだった気がします。
先週の日曜日に、久しぶりに大学時代の友人(K君)と会って、話をして
いるうちに、友人の現在の仕事についての悩み相談になりました。
K君は、現在、大阪にある某大手企業(M社)で働いています。
仕事内容は面白いということでしたが、上司とのコミュニケーションが取
れないということに、非常に悩んでいます。
具体的に、こんな話をしていました。
K君は営業に配属されたので、毎日、その日一日の案件についての、報告
書を上司に提出しなければならないそうです。
そして、入社以来、上司に報告書を提出する度に、「こんなものではあか
ん。やり直してこい」と言われました。
初めのうちは、「どこがダメですか?」と上司に聞きましたが、返ってくる
答えは毎回、「あかんもんはあかん!自分で考えてこい」だったそうです。
そのうち、上司との会話が嫌になって、自分の意見を主張することを諦めて
しまったそうです。
上司の方は、これまでの経験から、良くない報告書だということが直感的に
分かるかもしれません。しかし、なぜダメなのかということを、K君に筋道
を立てて指導することが必要だったのではないでしょうか。
その結果、K君は試行錯誤を繰り返し、報告書を作り直したそうです。
確かに、K君が自分で考え、勉強することによって、成長することは出来ま
すが、決して効率的な勉強の機会とは言えないのではないでしょうか。
例えば、上司の方がチェックリストを作成するだとか、見本を提示するだと
か、もっと新人にやり方を示すツールやアプローチが必要だったのではない
でしょうか。
最近、某先生のセミナーに参加した際に、
「マネジメントやリーダーシップスタイルは今、トップダウンからボトムアップ
に変化しつつあります。まずは量と質を重視したコミュニケーションを行って
いきましょう。」
という話を拝聴しました。
K君の悩みを聞いて、確かにその通りだと気付きました。
何事も話すことから、意思の疎通を目指して!良質なコミュニケーションによ
って活性化している組織を作りましょう!!!