【地球の裏側】 | Solution コンサルタント奮闘記

【地球の裏側】

皆さんこんにちは。大阪コンサルティング事業部の中根です。

もうお盆休暇の皆様もいらっしゃると思います。


原油価格が高騰する中、車で遠方まで足を伸ばす人が今夏は減ると

言われていますが、皆さんは如何お過ごしでしょうか?

原油価格の高騰関連のニュースで先日面白い情報がありましたので、

皆さんに共有しておきます。

原油が高騰する理由として、


1,需要と供給のバランスが崩れている

2,投機マネーによる価格の上昇


に大きく2つに分けることが出来るのですが、なにはともあれ、

原油価格は高騰し、私たちの生活を徐々に圧迫しています。

物の売り買いで「損」をする人がいるということは、必ず「得」をする人が

います。


今回「得」をするのは、勿論産油国です。

現在、サウジアラビアなどの産油国は、多くのオイルマネーで潤っています。

使い切れないほどのオイルマネーを何に使うのか。ある国ではリゾート地の建設。

ある国では更なる利益を求めての投資。そして、未来投資にとそれぞれ莫大な金額が注ぎ込まれています。

そして、今回注目したいのが、ある産油国が建設中の近未来型都市の建設です。



近未来型都市とはいったい何なのか?それは、従来の化石燃料を一切使わず、

二酸化炭素を一切排出しない都市の事だそうです。

太陽光発電や、風力発電などで電力を補う、近未来型都市だそうです。

産油国が、化石燃料を一切使わない都市を建設?

今の最大の収入源を否定することになりかねませんし、

自分で自分の首を絞めるようなものにならないのか?


初めはそのように感じました。

ただ、よくよく考えると納得もいきます。化石燃料はいずれ枯渇するという

有力説もありますし、全世界に先駆けて産油国自らが将来モデルを構築し

新しいビジネスに繋げていくということです。




自国の生きる術を、先読みし将来に備えるという部分を見れば私たちも会社を

同じですね。


夏ど真ん中の本日は、一国の先行投資についてお伝えしました!