相互依存の状態 | Solution コンサルタント奮闘記

相互依存の状態

久しぶりの登場となります、大阪オフィスより1期生の高畑ですにひひ


昨日、クライアント様より【暑中見舞いヒマワリ】のお葉書を頂きました。


早いもので、「もうそんな季節!?」と、自分を疑いたくなるほどでした。

あっという間に時が過ぎ、季節は確実にめぐりめぐっているんですね。


日常の些細な出来事を通じて、四季を感じることが出来る、
日本に生まれ育ったことを、ありがたく感じる今日この頃です。


そんな今日は『相互依存』という事について、ご紹介したいと思います。


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突然ですが、人間の状態って、3種類あるってご存知ですか??


それは、


①依存


②自立


③相互依存


の3つだそうです。


上の2つは読んで字のごとくですね。


オギャーと生まれた赤ちゃんは、そのときから一人で生きていけるわけないので、
初めは誰かに支えられて、周りの人に助けられて、
そうしてだんだん成長していきます。


そして、やがて時期がくると自立、
すなわち身の回りのことが一人でも出来るようになります。


例えば、学生時代に家を出て一人暮らしをし、学費も自分で稼いで学校に行った、
という人はもう自立と言えるかもしれないし、
社会人になって自分の稼いだお金で生活できるようになる、
というのが一種の自立とも言えるかもしれません。


そうやって、段階を踏んでいくと、たどり着ける最後の状態が『相互依存』。


これは、お互いにただ依存し合う、というのとは少し違います。

すでに自立した人たちが、さらに自分自身を高めるために、
自分の足りないところを周りの人々と補い合って、
相互に成長していこう、という状態のことです。


人は誰しも完璧ではないし、一人では生きていけません。
誰かに支えられて、自分も誰かの支えになって、
初めて生きていくことができるんです。


なるほどなぁ、と思われますか??


でも大事なのはここからです。


というのは、この3つの状態は【組織】においてもあてはまる、という事。


社会人1年目は、まだまだ生まれたてのヒヨコ。
たくさんの先輩や上司に支えられ、助けられて、少しずつ成長してきます。


そして、準備期間が終わったら、いよいよ自立。
会社をひっぱっていくために、一人ひとりがそれぞれの役割を認識し、
独り立ちできるよう、自身を盛り立てていく努力をします。


そして、組織として、もっとも大事なのが相互依存。
これがいわゆる組織のシナジー(相乗効果)を生むという状態のことなんです。


自立だけでとどまるなら、個人経営で好き勝手にやればいい。


同じ目的を持った人々が集まった集団の中で、
互いに得意なところ、不得意なところを補い合う。
そして、お互いを高めあって、1+1=∞のパワーを生み出すこと、
これが重要なんです。


だから、組織は強くなるのです。



皆様も考えてみて下さい。


自分は周りの人にとって、その相手にとって、どんな存在だと思いますか???


どんなシナジーを生んでいると思いますか???


そして、誰かの相互依存の助けになれていますか???


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・・・実はコレ、イキイキ☆ブログ でも以前に書いた記事だったのですが、
最近、「組織のシナジーを生むには?!」というテーマが自分の中に浮かぶことが多く、
皆さんにも何か参考になればと思い、紹介させていただきました。


『相互依存』の関係について、組織の観点からゆっくり考えてみると面白いかもしれません。

一度きりの人生です、みんなで幸せに生きていきたいですもんね!!

それでは、また音譜