「教えること」を理解してますか?
GWも過ぎました。
青々と木々も茂ってきだすこの季節。
そろそろ新入社員さん達も、徐々に職場に慣れてきた頃ですよね。
フレッシュな新人君が社内、そして既存社員にもたらすモノ、
それは、「初心」。
そして、「人に教える事の難しさ」ではないでしょうか。
経営者のみなさん、
部下をお持ちの皆さん、
改めて問います。
「教えるとは何ですか?」
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ひと事でいうと、
「いち早く戦力にする術」でしょうか?
「自分の経験を伝える事」でしょうか?
「崖から突き落とし経験を積ませる」ことでしょうか?
これらは、すべてNOです。
教えるとは、
「成長のサポートをしてあげる」事です。
時には【厳しく】叱咤し改善を促し、
時には【優しく】理解を示してあげる。
たまに、反骨心に火をつけるために、
容赦なく罵声を浴びせる上司の方を目にします。
もちろん、きちんとそのあとのフォロー、できてますよね?
基本スタンスは、社員の味方じゃないといけないって、わかってますよね?
『うちの新人はまったく育たないんだよね』
『今の若いやつらは、意識が低い』
こんな口癖、お持ちじゃありませんか?
相対評価よりも絶対評価の学生時代を過ごし、
優劣をつけられる事に極度に免疫のない世代が今の新人君たちです。
食うために働く必要の無い時代に生まれ
就職を「自分探し」の場として考え、自分の存在価値にこだわる彼らです。
そんな、ゆとり教育世代の彼らが今後、わんさかと会社の門を叩きます。
よくご理解いただきたいこと、
それは、
『皆さんと同じ価値観をもっているわけではありません』
そういう事です。
新人を社内で活用したいなら、
まずは、
「彼ら・彼女らを知ることから」
初めてみませんか?
きっと、今までとは少し違った効果を感じれるはずですよ。
以上、
山内でした。