なぜかここ数年、冬になると「1日バスぶらり散歩」を決行します。

計画は適当で、バスを降りたところで次の目的地を探すという具合です。

日曜日。

天気も良かったので、都営交通の1日バス乗車券(700円)を買って、とりあえず浅草に向かうことにしました。

スタートは、自宅のある舎人ライナーの足立小台駅。

この路線も、1日乗車券の対象路線です。

そうそう。

目的地は適当とは行っても、ひとつだけルールがあって、1日乗車券が使えない交通機関は使いません。

足立小台から日暮里に向かい、ここでスカイツリー行きのバスに乗りました。

とりあえずの目的地は、浅草にできた「まるごとにっぽん」です。

西浅草3丁目でバスを降り、アーケードを抜けて「まるごとにっぽん」に向かいました。

テレビでも取り上げられているせいか、大変な人出でした。

浅草寺やスカイツリーが眺められるオープンデッキは気持ちのいいスペースです。

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各県のアンテナショップが集まっていて日本中の物産が山のように集まっているんだろうな、とを期待して行ったのですが、そうでもなくて、スペースの使い方がお洒落方向に行ってしまい、考えていたイメージとは違いました。

それでもお酒のコーナーは魅力的で、なかなかお目にかかれない「磐城寿」が置いてあって、ちょっと悩んだのですが、重い酒瓶をぶら下げての散歩はきついし、レジに並ぶ列の長さを見ると怖気づき、空いていたお米のお店で「つやひめ」と「みるきーくいーん」の2合袋を買って退散。

お昼も過ぎて、お腹が空いてきました。

浅草らしい店を探しながらぶらぶらしているうちに、雷門も通り、にぎやかなエリアを抜けてしまいました。

さて、どうしよう。

思いついたのは、駒形橋の近くにある「浅草むぎとろ本店」です。

昭和4年創業のお店で何度か行ったことがあり、いつも満足できるお店です。

平日のランチタイムだと1000円くらいで満足できますが、その日はあいにくの休日。

休日料金を覚悟して店に向かいました。

すぐに入れないことは覚悟していたので、店の前に置かれていた椅子に座ってのんびりと待つことにしました。

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お。

お尻が温かい!

そう、寒くないようにヒーターが下に敷いてあったのでした。

こんなことも含めて、このお店はすべてに気持ちのいい対応をしてくれます。

20分ほど待って、むぎとろご膳(たしか1500円ちょっと)を注文。

ここの麦飯は、こんなふうに蒸篭に入って出てきます。

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むぎとろもたっぷりで、温かいたまご焼きも美味!

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けっこうおなか一杯になり、満足して店を出ました。

店に入る前は、ここから都営地下鉄に乗り、戸越銀座商店街に向かおうかと思っていましたが、だいぶ遅くなってしまったので目的地を変更しました。

戸越銀座に匹敵する商店街といえば、砂町銀座商店街です。

スカイツリーを眺めながら吾妻橋を渡り、リバーピア吾妻橋バス停からバスに乗り、錦糸町に向かいました。

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砂町銀座には直接行けるバスがないので、錦糸町で乗り換えです。

錦糸町で砂町方面に行くバスをみつけて、境川バス停で降りました。

たしかあのあたりにあるはず、と思って歩き続けても、商店街の入り口が見つかりません。

結局15分くらい歩き、やっと商店街の入り口をみつけました。

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この商店街は、長さ600mくらいの道の両側に、約180店のお店が並んでいます。

入り口に入ったとたん、いいにおいが!

においの正体は、焼きとん、焼き鳥のお店でした。

たまらず、2本買って立ち食い。

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これこれ。

これがぶらり散歩の醍醐味です。

美味しい焼き鳥に満足してふらぶら歩きと、今度は大阪名物イカ焼きのお店!

粉系が大好きな私としては、見逃せません。

ここでも、1枚をぺろり。

むぎとろで満腹のおなかはどこえへやら。

これじゃあ痩せません。

と思ってしばらく歩くと、シャーピンのお店!

む。

これは見逃せない、と1枚だけ。

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なんだか、炭水化物祭りになってしまいました。

こんな商店街の近くに住んでいたら、今より軽く10キロは重くなってしまうでしょうね。

魅惑の商店街を抜けるときには後ろ髪を引かれる思いでした。

近くの北砂2丁目からバスに乗り、亀戸駅に向かいました。

ここで、乗り換えて、ホームグラウンドの日暮里駅へ。

さらに舎人ライナーに乗り、足立小台駅で降りました。

今回乗り換えたのは6回。

所要時間は、6時間ほど。

過去に乗り換え11回ということがあったので、どちらかというと、コンパクトなぶらりバス散歩でした。

次回は、なんとか戸越銀座に向かい、バスを乗り継いで巣鴨に向かい、巣鴨の地蔵通り商店街を抜け、都電で帰るというコースに挑戦してみようと思います。

はたして、バス路線があるのでしょうか。

これも楽しみの一つです。










ブックオフをはじめとして、ハードオフやオフハウスのオフ系の店には、平均すると週に最低1回は顔を出しています。

 

本は別として、他のものは掘り出し物に巡り会うことは少なくて、ほとんどの場合、手ぶらで出ます。

 

それでも時々ラッキーな買い物ができる事があります。

 

今回、手に入れたのは楽譜です。

 

ローラン・ディアンス(ギタリスト&作曲家)の、「ギターソロの為の20通の手紙」というタイトルの楽譜です。

 
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模範演奏のCDが付いていて、まともに買うと5000円近くします。

 

前から欲しいと思っていましたが、5000円の楽譜というとなかなか手が出せませんでした。

 

そんな楽譜に、なんと、108円の値札!

 

一瞬、自分の目を疑いましたが、1と8の間には確かにゼロは一つだけ!

 

輸入譜だからでしょうか。

 

以前この店に聴かなくなったCDを持っていた時、60枚くらいの輸入CDに対して、「輸入盤は値がつかないんですが、どうしますか?」と言われ、持って帰るのも面倒だと、そのまま置いて帰った事があります。

 

今思えば、専門店に持って行くべきだったと反省しています。

 

結局、1つひとつの価値を見極めながら買い取ったり販売をすることをしないのでしょうね。

 

とんでもなく安く買い取られる事が多いのですが、一方で今回のようなこともあるので、オフ参りは止められません。

LPレコードを整理していたら、ちょっと面白いものが出てきました。

 

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ロスアンヘレスとレナータ・タラゴが共演した「Spanish Folk Songs」というアルバムです。

 

アンダルシア、カステーリャ、カタロニアなどの地方のフォークソングが、25cm盤に8曲収められています。

 

録音時期ははっきりしませんが、おそらく1948年にBBCで78回転盤用とLP用に録音した物ではないかと思います。

 

ビクトリア・デ・ロス・アンヘレスは、1923年にスペインのカタルーニャ地方で生まれ、2005年に亡くなったソプラノ歌手です。

 

レナータ・タラゴは1927年にバルセロナで生まれ、2005年に亡くなった女流ギタリストです。

 

1958年に録音したアランフェス協奏曲は、女性のギタリストの録音としては最初のものと言われています。

 

ギターは、音楽家であった父から教わりました。

 

父親はミゲル・リョベートに師事し、ロスアンヘレスにも音楽教えた事があるようです。

 

 

そのレナータが、ロス・アンヘレスと共演したアルバムというのは、なんとも興味深いものです。

 

1948年の録音だとすれば、2人とも20代。

 

ロス・アンヘレスは1947年にジュネーブ国際音楽コンクールで1位になり、レナータ・タラゴも、14歳で公の場で演奏し、学業終了後の1944年にはバルセロナ音楽院の助教授を約束されていたと言われます。

 

そう考えてみると、声楽とギターという2つの音楽界で注目を浴びている若手の共演という、話題性のあるアルバムだったのかも知れません。

 

ギターを弾く方にはよく知られた、カタロニア民謡「アメリアの遺言」が最後に収録されていて、ギター伴奏の編曲も素晴らしく、ギター二重奏で聴いてみたくなりました。

 

こういうアルバムを聴くと、ギターと声楽の相性の良さを感じます。

 

そう言えば、ロス・アンヘレスはギタリストの鈴木一郎さんとも何度か共演していまた。

 

探してみたら、こんなアルバムが出てきました。

 
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「ヴィクトリア・デ・ロス・アンヘレスとの出会い・鈴木一郎」というタイトルです。

 

ロス・アンヘレスの名前はありますが、内容は鈴木一郎さんの広い交流関係から生まれた、オムニバス・アルバムです。

 

 

レオ・ブローウェル(ギター)、西田直孝(フルート)、マクサンス・ラリュー(フルート)、林まり子(ピアノ)、ハンス・マリア・クナイス(リコーダー)らとのデュオアルバムから抜粋したものに、ロス・アンヘレスとのライブ(1984年)から8曲を加えた内容です。

 

ロス・アンヘレスとのデュオは、ホールトーンが強めで、ロス・アンヘレスの声には張りがあります。

 

先のアルバムから36年経っているだけあって、貫禄というか余裕が感じられます。

 

ギターは音量のある楽器、たとえばピアノのような楽器と組み合わせると、どうもギターの美音が表現できにくい気がしています。

 

弾き語りと言えばすぐに歌とギターと思い浮かべられるように、声とギターの組み合わせはなかなかいいものです。