浅間の小屋から都内のマンションに帰る時、帰りの時間も楽しみたいので、なんとかして面白そうな経路を考えます。


今回は、沼田を抜けて片品を通り、日光経由で帰ることにしました。


途中の高山には、中山盆地と言う気持ちの良い道の駅があります。




日帰り温泉があるのでゆっくりとしたい気持ちはありましたが、日が暮れると紅葉が見られなくなるので、トイレ休憩だけにしました。


小休止してしばらく走ると、カーナビに「吹割の滝」の文字が見えました。


日本のナイアガラの滝と言われる名爆で、写真やテレビでは見たことがありましたが、ナイアガラはちょっと言い過ぎではないかと思っていました。


ナビによると通り道になりそうなので、寄ってみることにしました。


運良く無料駐車場を見つけ、そこから歩いて10分くらいでそれらしい滝が見えました。




なかなかの迫力で、想像を超えていました。


少し上流に歩くとこんな標識が現れました。



どうやら始めに見えたのは「吹割の滝」では無かったようです。


更に歩くと本命の「吹割の滝」が現れました。




怖いくらい流れが早く、水面を見ながら歩くと引き込まれそうになります。




想像を遥かに上回る迫力でした。


帰る時に対岸に見える景色は、口を大きく開けた人の顔のようです。




十分に見る価値のある滝でした。


中禅寺湖に向かって走り出した頃には薄暗くなりはじめ、期待していた紅葉は見る事が出来ず、更に「いろは坂」の渋滞に巻き込まれて、家に着いたのは23時でした。