数ヶ月前に東京駅近くの丸善の文具コーナーで購入したコクヨの「ファインライター」と言うペンが気に入り、メインで使っています。
どのくらい昔のことか思い出せないのですが、ノートに何かを書くときは、ページ内のバランスを考えながら丁寧に書くと言うタイプだったとの記憶があります。
細かく記入するために、ペンも細字のものを組み合わせていました。
今でも新しい手帳を買った時にはそんな気持ちが蘇り、最初は丁寧に書こうと思うのですが、うまく行きません。
ページ内に大きな文字で書き殴るようにどんどん書いていくやり方の方が、心地良くなりました。
そういう書き方になったのもいつの頃からか思い出せませんが、20年以上前からのような気がします。
起業してから性格が変わったのか元からだったのか分かりませんが、大雑把さが表に出てきたようです。
もしかすると、丁寧に書く時代があったと言うのは、そうありたいと思い続けていた願望で、実際はそんな時期はなかったのかもしれません。
システム手帳を使いこなそうとしても上手くいかないのは、細かく書き込むのが苦手で、それを継続できないということも関係あるのでしょう。
とにかく今は、罫線を無視してガンガン書くスタイルが自分にはあっているようです。
こういう書き方に向いているのが、コクヨの「ファインライター」です。
柔らかい鉛筆のようでもあり、フェルトペンのようでもあり、でもどちらでもないという書き心地で、ノートの表面を感じながらサラサラと書けるのは新鮮です。
サラサラ書けるペンは他にもありますが、表面を滑るような感触で、あまり好きではありません。
万年筆のように、紙の表面の凸凹を感じながらペン先が動く感じが欲しいのです。
ファインライターは万年筆とまでは行きませんが、紙の表面を感じることができます。
丁寧に書きたいときはペンを立てて、スケッチのように描きたい時は、ペンを寝かせる事ができます。
インク色はブラックの他にブルーブラック、ダークグリーンとこだわりがあるようです。
購入した時はブラックでした。
残りの2色も試してみたいので、リフィルは常に持ち歩いています。