仕事で宮城県の大崎市に一泊しました。
荷物があったので、日曜日に車で東京から移動。
休日だし、直行してもつまらないので、宮城県に入る前に高速道路を途中で降りて下道を走りました。
まず、東京電力の廃炉資料館を目指しました。
結局見つからず、更に下道を走りました。
富岡町から大熊町を抜ける道を走ると、道沿いに建つ店や病院は、ことごとく閉じていることに今更ながら驚きました。
道路脇には所々に、現在の放射線量が表示される電光掲示板がありました。
前後に車が見えず、対向車も無くなると、雨が降っていることもあり、この道を進んで良いのか不安になりました。
テレビの画面を通して見るのではなく、自分の目で見て確かめる事の大切さも感じました。
雨の中を目的なく走り続け、古川駅のそばのホテルに着いたのは18時くらい。
楽しみは、行った先にある居酒屋です。
チェックインしてすぐに町に出ました。
以前、日曜日の前橋に泊まった時、開いている店が見つからず、危うく夕食難民になりかけた事を思い出しました。
目星をつけていた店は満席で入れず。
途中にあった大衆酒場「げんてん」のカウンター席に座りました。
日本酒の種類が少なかったため、とりあえずホッピーセットを注文。
ナカの量がやや少なめだったので、キンミヤの300mlのボトルを追加で注文。
これでお酒は確保できました。
このお店のすすめはおばんざいのようです。
数種類の中から3つを注文。
お刺身も3種を選んでハーフにしました。
出てきた刺身は、これ。
1品多い!
「カツオはサービスです。スライスしたニンニクをのせてお召し上がりください」
どれも美味しく、キンミヤホッピーが進みます。
おばんざいはこれ。
これも1品サービス!
いい店だ。
席に座ってからずっと気になっていたのは、目の前の容器の中に並んでいる瓶のキャップ。
聞くと、全部割りものだと言うことです。
「チュウタン」という正体不明の炭酸と「シソ」を注文。
「チュウタン」の原材料を見ると水と二酸化炭素となっていましたが、酸っぱさからすると何か入ってます。
炭酸でお腹が一杯になったので、締めに「てぬきうどん」を注文しました。
このお店のもう一つの名物「塩モツ煮込み」の汁を使ってうどんで、といた玉子が入っていました。
スープをすすると衝撃の美味さ!
サッパリしていて、モツの臭みは全く感じません。
時間をかけて茹でたうどんも美味!
決して手抜きではありません。
もしかすると、人生で一番か二番目くらいの美味さかも知れません。
焼酎も300ml以上飲むと、さすがにいい気持ちになりました。
次の次に古川に来た時には間違いなく再訪です。
次はって?
次は隣の焼き鳥のお店「ゆう助」です。
実はこの2軒は経営者が同じで、中でつながっているのです。
座った席からも、隣の様子が見えたので、気になっていました。
「ゆう助」も美味しい店に違いありません。