8月5日(土曜日)~6日(日曜日)
土日は、特に医師による診察は無いので、定期的な体温や血圧のチェック、点滴の投与以外、特別書くようなことはありませんでした。
体温は正常に戻り、血圧もいつも通りです。
鼻にチューブが入っていると、院内を歩く気持ちにもなりません。
さすがに4日間をベッドの上で過ごすと、腰を中心に体が痛くなってきます。
気が付くのが遅かったのですが、入院4日目にして、ベッドの角度を電動で変えられることが分かりました。
病院食はどうも慣れません。
特に、野菜系が味が薄くて箸が進みません。
朝はパン食で、牛乳とパンに塗るものがあれば普通においしいのですが、「あんずジャム」は初めて見ました。
半分以上食べないと点滴での栄養補給になるようなので、毎回がんばって完食しました。
鼻から出ているチューブからは、胆液が流れ出ます。
最初は黒っぽく汚れていましたが、本来の色に戻りました。
8月7日(月曜日)
月曜は、血液に細菌が入っていないかを調べる血液培養の検査があったのですが、これは大丈夫だったようです。
夕方、突然医師が来て、「鼻のチューブを抜きましょう」と言われました。
「え?ここでですか?」
「そうですよ、引っ張れば簡単に抜けますから」
そう言って、チューブを固定している鼻に貼ってあったテープを剥がし、ゆっくりと引き抜きました。
一瞬、お腹の中でチューブが総胆管の出口から外れた感覚があったあとは、鼻の奥から喉の奥にかけての感触がなんとも気持ち悪く、顔をしかめながら必死で耐えました。
抜けてしまえばすっきりです。
もう月曜の退院はだめそうです。
8月8日(火曜日)
鼻のチューブが抜けたので、だいぶ過ごししやすくなりました。
チューブに当たって飲むのが難しかったみそ汁やスープも普通にいただけます。
血液検査をしたところ、CRP値がやや上がったとのこと。
原因として考えられるのは2つ。
1つは、石が残っている可能性で、2つ目は抗生剤投与による影響が考えられるそうです。
本来は今週いっぱいくらいは入院してほしいようでしたが、水曜日の午後に2つのミーティングがあるため、なんとか水曜の午前中に退院をお願いしました。
代わりに、来週に外来で来て、血液検査をすることになりました。
夕食後に売店に降りて買ったカフェオレと牛乳プリンの美味しかったこと!
8月9日(水曜日)
待ちに待った退院です。
朝食を食べたあと、身支度をして、10時前に退院できました。
空は雲行きが悪く、雨が降ったりやんだりしているようです。
とても歩いて駅まで行く体力はなかったので、タクシーを使う事にしました。
行先は、日暮里のオフィス。
退院してオフィスに直行とは我ながらハードだなと思ったのですが、小さな会社なので仕方がありません。
銀行に行って振込処理をしたあと、ミーティングを1つ終え、今は次のミーティングを待っているところです。