堂ヶ島の遊覧船は「青の洞窟」で有名ですね。
伊豆半島は、南から移動してきて本州にぶつかり、隆起して様々な地形ができたと言われます。
堂ヶ島周辺の地形もそうで、海底の土石流の上に火山灰や軽石が積もり、隆起した地形を海が浸食し、いくつかの洞窟ができたと考えられています。
これらの地形は、良くした物で、遊覧船に乗らないと、見えない場所がたくさんあります。
20分ほどのクルーズで、青の洞窟も含めて奇景を楽しむことができます。
遊覧船は、座席数より多い人数を乗せられるので、つい椅子に座ってしまうのですが、立ち見になる後ろのデッキか、操舵室のすぐ後ろのデッキのほうが景色を楽しめるようです。
「前方に見える・・・」で始まる案内が多く、椅子に座っていると前方が見えません。
特に、青の洞窟に入ったとき、上を眺めるには、後ろのデッキのほうが楽しめます。
洞窟内に入るときは、壁にぶつかりそうなドキドキ感がありますが、遊覧船を下りてから洞窟を見下ろせる場所に行ってみると、思ったより船と洞窟の壁の間には空間があることがわかりました。
宮城の松島に行ったときも感じましたが、遊覧船は、陸から見えない景色を楽しめるという点で、乗る価値があるようです。