2年くらい前から、少しずつ声が出にくくなってきました。
落語家の木久扇師匠のような声になりつつあります。
定期的なセミナーの仕事もやるようになったので、何とかなるものなら治したいと思い、日本医科大の耳鼻咽喉科で診てもらいました。
診察室に入ると、
「先ずは鼻からカメラを入れて見てみましょう」
えっ!そんな事、聞いてない。
インフルエンザの検査をするとき、鼻に長い棒を入れるのが嫌でワクチン接種をしているのに、鼻からカメラなんて!
逃げるわけにもいかず、観念しました。
カメラのケーブルはとても細くて、何だか気持ち悪いものの、痛くはありませんでした。
カメラで撮った動画を見ると、人間の声帯の複雑さがよく分かりました。
こういうのを見ると、一生の間に故障しない方が不思議です。
結果、悪い病気の心配は無いことが「見て」わかりました。
半ば諦めていた、老化でもなさそうです。
原因として考えられるのは、逆流性食道炎だそうです。
胃酸によって声帯がダメージを受けている可能性があるようです。
そう言えば、声が出にくくなり始めたタイミングと逆流性食道炎の治療を始めたタイミングが一致しています。
逆流性食道炎は、一度治まったはずですが、またぶり返して、1カ月ほど前から薬を飲んでいます。
これで声が元に戻るでしょうか。