先週19日の日曜日は天気が良かったので、じっとしていられず、千葉県の佐原に向かいました。


佐原に訪れるのはは、2度目か3度目です。


佐原は、北総の小江戸とか水郷の町と言われています。


伊能忠敬でも知られています。





水路沿いには柳が植えられ、町並みは小江戸の雰囲気が感じられる建物が並んでいます。





小屋作りをしているせいで、歩いていると建物の細部が気になります。


柱と柱の感覚や、屋根の支え方、雨仕舞い、階段の勾配や作り方など気になるポイントだらけです。









和紙の店「並木仲之助商店」があり、一筆箋を購入しました。





観光地で一筆箋を見つけると、たいてい買います。


仕事上で請求書を送るときや、物品を送る時には、定型の送り状ではなく、一筆箋に万年筆で書くようにしています。


会社で使うので領収書をお願いしたところ、これも心がこもったこんな領収書でした。





佃煮で知られている「いかだ焼き本舗正上」は中に入ると天井が高い開放的な空間が広がっています。 





ここでは、いくつかの「すずめ焼き」と「いかだ焼き」を1個ずつ買いました。




「すずめ焼き」と言っても雀ではなく、電線に雀が並んでとまっているように見えるので、こう呼ぶようです。



途中寄った道の駅「水の郷さわら」の物産館で購入した千葉の日本酒をいただく時の肴に良さそうです。





時間に余裕があったので、佐原からすぐの所にある香取神宮に向かいました。


ここは参道があり店が並んでいるので観光気分を味わえます。





社殿は黒っぽく、精悍な印象を受けます。





屋根の葺き方は、板材を隙間なく並べているように見えます。





調べてみると、檜の皮を使った葺き方で「檜皮葺き(ひわだぶき)」という工法で、曲線美を出しやすい事がわかりました。


古い建築物を見るたびに、昔の職人の凄さを感じます。


こういう建築物を作れる職人は、今の日本にどれだけいるのでしょうか。


姫路城に行った時に見た、鯱鉾の変遷を思い出しました。


現在に近いほど、手が込んでいなくなっています。








明治から平成までの近年の変化だけでもこんなに違いい平成になると工業生産した様に見えてしまいました。


古い建築物がある名所や観光地の散策は楽しいものです。