だいぶ悩んだのですが、マキタのバッテリータイプのスライド丸鋸とトリマーを購入しました。



 

小屋はほとんどできあがっているので、電動工具をそろえるのも今更という気がしないでもないのですが、ゲストハウスやツリーハウス、さらに道から小屋まで10数メートルのアプローチを作りたいという思いもあって、まだまだ使う場面は出てきそうです。


小屋には電気を引いていません。電気が必要なときは発電機を回します。

 

発電機は準備が手間だし、電動工具を使うには起動電力が十分かどうか心配だったのでバッテリー式にしたのでした。

ブラック&デッカーの丸鋸アタッチメントはかなり使っていましたが、チップソーが小さくて2×4の材料を一回で切断することができません。

 

片面に切れ目を入れてから材料を裏返しにして、裏側からも切って切断するという方法をとっていました。

 

トンネルをアバウトな精度で両側から掘り進んで、ピタッと合流できればラッキーというやり方なので、切断面はあまりきれいになりませんが、切断面を見せる使い方で無ければ、あ誤差の範囲だと割り切っていました。


手持ちタイプの丸鋸ではなく、スライド式を選んだのは、斜め切りが簡単にできるからです。




斜め切りが精度よくできると、コーナーの突き合わせ加工を躊躇することなくできるので、見栄えもよくなります。


丁寧な加工をするには、作業台も考える必要があります。


小屋を作り始めて37年も経つのに、まともな作業台なしでやってきたというのも、よく考えてみるとひどい話です。


材料を加工するとき、「作業しずらいなあ」「屈んでの作業は腰が痛いな」といつも思っているのに、作業台を作ろうとしないずぼらさがあります。


結果、精度よくできないのですが、それでもいいかといういい加減さもあります。


スライド丸鋸を導入したことをきっかけに、性能を発揮できるように、作業台を作ってみたい気持ちになっています。


スライド丸鋸のデビューは、キッチン用の壁材の加工です。


すべて同じ長さにするために、治具的なものも用意したため、12cm幅の材料をあっという間に10枚ほどの切断が終わりました。



 

感動的な早さです。

 

次回はロフトの天井の板の張替えを予定しているのですが、幅12㎝の板の両端を、30枚ほど斜め切りにする必要があります。

 

スライド丸鋸が無ければ、それだけの枚数の板の斜め切りは気が遠くなるような作業ですが、今は逆に楽しみな作業です。


スライド丸鋸は、なぜもっと早く購入しなかったのだろうと思った工具の筆頭です。