日暮里駅のロータリーから繊維街に向かう道沿いに「荒川スタンド」という立ち飲み店があります。



 

前から気になってはいたのですが、コロナが始まってからはオフィスで飲むことが多くなってしまい、「荒川スタンド」のことを思い出しても、その時には「アルコールはもう十分」という状態になってしまうので、なかなか足が向きませんでした。

 

最初からお店に行くつもりで、その前の飲食を調整しておく必要があります。

 

そこで、夕食を軽く済ませ、仕事を終えた22時少し前に「荒川スタンド」に行ってみました。

 

店内はカップルでにぎわっていて、一人のみは私だけのようです。

 

入り口のすぐ前のカウンタに場所を決め、ドリンクメニューを見ると、ワインを中心にいろいろと並んでいます。

 

このお店は、暖簾にあるように「立ち飲みワイン」が売りのようです。


「なみなみワイン」という文字が気になり、これを注文しました。

 

カウンタの前に出されたのは、これ。



 

ネットを見ると、「ワインを飲むのにこのグラスは無いだろう」という書き込みが見られましたが、こういうのも面白いと思います。

 

このグラスは、合羽橋でみつけたことがあるので、次に行ったときに調達してこようかな、と一瞬の間に考え、次の瞬間には、ここからどうやっておろすのだろうと思いました。

 

この感じは、前に経験したことがあります。

 

八広の「日の丸酒場」の焼酎ハイボールです。


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高さのあるカウンターに置かれたグラスになみなみと炭酸を注がれるので、手元に下ろすには、口を持っていって少しすすって量を減らしてから手元に持ってこなければなりません。

 

日の丸酒場では、女性もそうやっていたので、私も真似をしましたが、「荒川スタンド」の場合、グラスの位置まで口を持っていくのは無理だし、他のお客さんもそんなことをやっているようには見えません。

 

なんとかこぼさないように手元に下ろしましたが、2回目に行ったときは「良かったら皿をお使いください」と言われ、皿の上に載せておろしました。



 

この店はアツアツのフォカッチャが人気のようなので、これも注文。



 

フォカッチャを食べるならオリーブオイルをつけてと思い、海老のアヒージョもオーダー。



 

大きめの海老が5つ入っていて、ぷりぷりとしてとても美味でした。

 

ワイン一杯、海老のアヒージョ、フォカッチャで、合計1540円。

 

滞在時間は、1回目、2回目とも30分程度。

 

1日の終わりに、短時間でサクッと仕上げてモードを切り替えて帰路につくにはいい店です。