増築部の天井は長らくこんな状態でした。
雨風を凌げるところまで進むと、そこで一段落した気がして、仕上げることなく他の部分の作業に移ると言うことが何度かあり、増築部の外壁も、塗装をしないまま1年以上経っています。
天井も壁も仕上げをしないまま、このスペースを使い始めてしまいました。
それではいけないと思い、天井を仕上げることにしたのです。
キッチンは別の部分に作る予定ですが、面倒になり増築部をそのままキッチンとして使い続ける可能性もあるので、天井の仕上げ材として、マンションなどの天井材としてよく使われているジプトーンを使うことにしました。
ジプトーンは石膏の層の両側を紙で挟んだ構造をしていて、切断加工はカッターで簡単にできるのが特徴です。
裏表の紙に少し深めにカッターで切れ目を入れ、軽く曲げるだけで、2つに切断できます。
切断面は専用のボードヤスリを使って凸凹を平滑にします。この作業もあまり力を入れずにできます。
固定には、頭が白く塗られた専用のネジを使います。
上を向いての作業になるため、あらかじめネジを取り付けておくとボードの固定作業がしやすくなります。
始めは1枚の両端が根太の位置になるようにジプトーンを切断していたのですが、できればあまり切断したくありません。
そこで出来るだけ切断しないで使い、端が根太の位置からずれる場合は、下にネジを受けるための木を固定しておくことにしました。
こうすると、つなぎ目部分を固定する事ができます。
このやり方は我流なので正しくないのだと思いますが、とても上手く行きました。
ジプトーンを使うのは初めだったため、少し手間取りましたが、3時間半くらいで天井面すべてに貼り終えることができました。
ジプトーンは、1枚200円ちょっとで安いので、別の部分でも使おうかと考えています。
増築部のキッチン化には、肝心のシンク部分の工事が残っています。
次は、お盆休みの時に壁を抜いて立て増した部分にシンクを取り付けようと思います。