色々な店でお酒を飲んでいると、この店には二度と来ないだろうな、と思う事があります。
感じの悪い店員がいるお店は当然です。
料理のまずさというのもあるかもしれませんが、これは食えたもんじゃない、という店にはそれほど出会いません。
私が、二度と行かないと思うのは、値段の付け方です。
高いなら高いだけの仕事をしていれば、それは構いません。
いやなのは、フック商品で店に呼び込もうというやり方です。
激安の目玉メニューを用意して、とりあえず店に入ってもらおうというやり方自体は、店の努力として当然あってもいいと思います。
問題は、激安メニューの利益の回収の仕方です。
お店特製のハイボールが、168円の店に入りました。
「特製」と言うのば便利な言葉です。
よくわからないウィスキーを使って、薄く作っても「特製ハイボール」です。
そして、出てきたのは、このお通し。
お通しの値段は、税込みで418円!
特製ハイボールの168円は、税別ですから、税込みでは185円。
気の利いたお通しなら許せますが、きんぴらごぼうが418円とは。
ハイボール1杯で終わると、特製ハイボールの1杯の値段は、実質的に400円くらいになってしまうわけです。
ちなみに、他のアルコールは、ほとんどが500円以上。
ホッピーセットが600円というお店は、なかなかありません。
山崎や白州のハイボールは650円でしたが、ホッピーセットと50円の差だと思うと注文する気持ちにはなれません。
こういうやり方は、リピート客は望めないと思うのですが。