早いかもしれませんが、60歳くらいから残りの人生の生き方を頻繁に考えるようになりました。
と言っても、考え始めはたいしたことではなく、「あと何回、桜の季節、紅葉の季節を楽しむことができるだろうか?」という程度の内容です。
これをきっかけとして、たいていは「自分は全力で生きているだろうか?」ということに考えが及びます。
周囲の方からは、「そんなふうに生きているように見える」と言われることが多いのですが、そうは思えない自分がいます。
「このまま続けたら死ぬかもしれない」というところまでには、「まだ余力がある」と思っているからかもしれません。
思っているのは気持ちだけであり、実際のところ体はどうなのかはわかりません。
そうやって寿命を縮めることが良いとは思いませんが、そうしないと納得できない自分もいます。
少し前に、隙間時間を楽しむことについてブログに書きましたが、隙間時間の使い方も全力で生きることの一部なのです。
今取り組んでいるロボット先生を思い描いているレベルまで持っていきたい、浅間の小屋を思い描いているところまで作り上げたい、頂いた仕事は納得できるレベルまでにして納品したい、家族と一緒に行ってみたいところに行き美味しい食事をしたい、ギターをもっと楽しみたい、などなど、ちょっと考えただけでも時間が足りません。
こうなったら睡眠時間を削るしかないのですが、歳のせいか、夜になると瞼が落ちてきます。
こんな生き方ではいけないと思いながらも、そうできない自分がいます。